検索窓
今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:204,043 hit

ページ13

ーー




え、何この状況





『ねぇ、ドライヤー……返して?』






「……」







稜雅は何も言わずAの身体を後ろに向かせた







『ねぇ、どうしたの?』




稜雅は一切Aの目を逸らさない








この大きくて綺麗な目に吸い込まれそう







「キス…したい」







心臓の鼓動が早くなる









私もしたい









けど…









『だ、ダメだよ…』









「何で?」








『だって…』


「彼氏がいるから?」


『違っ』


「いとこ同士だから?」









そう。





彼氏がいるからとかなんて今更関係ない









ただ従兄弟同士という血の繋がりがあるから、







結ばれない





悲しい思いするなら諦めるしかないよ…






これ以上好きになる前に


抑えられなくなっちゃう前に









ーー

▽→←▼



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
366人がお気に入り
設定タグ:超特急 , リョウガ , 船津稜雅
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:オレンジ | 作成日時:2016年2月3日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。