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▽ ページ13
ーー
え、何この状況
『ねぇ、ドライヤー……返して?』
「……」
稜雅は何も言わずAの身体を後ろに向かせた
『ねぇ、どうしたの?』
稜雅は一切Aの目を逸らさない
この大きくて綺麗な目に吸い込まれそう
「キス…したい」
心臓の鼓動が早くなる
私もしたい
けど…
『だ、ダメだよ…』
「何で?」
『だって…』
「彼氏がいるから?」
『違っ』
「いとこ同士だから?」
そう。
彼氏がいるからとかなんて今更関係ない
ただ従兄弟同士という血の繋がりがあるから、
結ばれない
悲しい思いするなら諦めるしかないよ…
これ以上好きになる前に
抑えられなくなっちゃう前に
ーー
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作者名:オレンジ | 作成日時:2016年2月3日 10時