名探偵との恋は彼女曰く甘くてちょっぴり刺激的らしい

「マシュマロ大魔人様は白い人形で人の形をしているんですよ」 ページ38

「これから監 禁場所を調べるんですか？」








詳しく話を聞いていなかったのでもう一度国木田君に説明して貰った
要約すると
これから私達は横濱連続失踪事件を追うらしい。今朝匿名のタレコミがあったみたいだ








『これからタレコミの主を探すんだよ』








ドアを開けた先の地下へと続く階段を下りてゆく
─

蒼白く光る機械だらけの部屋に青年と熱帯魚一匹。








『久しぶりだねーむっちゃん』








青年に手を振る。振り返してはくれなかったけど「帰って来てたのか」と反応は返してくれた








「それより遅刻だぜ、これとデート」









嫌らしく笑い小指をたてるむっちゃんを国木田君が否定しており初めて聞く人は引くようなことをいっている








『むっちゃんパスワード教えてー』








まあそんな事放っておいて空いているPCで自分の調べものをする。
本気でやるって決めちゃったからね。見慣れたのか諦めたのか最初の時と比べあっさり教えてくれた








国木田君達がなにやら駄弁っているが気にせず調べ物を続行することにした。話の内容に上がった【蒼の使徒】は聞き逃さないように








蒼の使徒、蒼の王と関係があるのは確か。横のもう１台のPCで蒼の王を詳しく調べる









一段落ついた頃には国木田君達は帰っていたようでむっちゃんと私しか居なかった
むっちゃんに別れを言い外に出ると日は沈み暗闇が辺りを包み込んでいた

『むっちゃんの由来。六蔵→ろく→むっつ→むっちゃん』→←「何？その格好」『チャイナドレスです！』「...僕以外に見せないでよバカ」『敦君に見せちゃいました。あと芥川君』

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