CP9の新人ちゃん【ONE PIECE】 (ページ4)

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しばらくの間攻防を繰り返していたがふと‼️した瞬間に隙が出来、あの男の重い蹴りを喰らった。

少し吹き飛ばされてなんとか持ちこたえることが出来た。私は息切れをしているのにあいつは息１つ乱れてない。

クッソ！あんまり見せたくなかったけどもうこれしかないか…。

そう思い体の形を変える。

ル「ﾎｫ…。」

カ「これはすごい。」

ジャ「あいつ能力者だったのかよ！」

カリ「ルッチと似たような系統ね。キレイだわ」

先程まで彼女がいた所には密林の王者である一匹トラが。しかも毛の色は白く模様は黒がくっきりと浮かび上がって見える。目は珍しい青と黄色のオッドアイ。

そう、彼女は悪魔の実の能力者。
動物系、ネコネコの実・モデル" タイガー "。

その喉笛噛みきってやる！

体勢を低くして獲物(あの男)を狙う。
一瞬あの男も驚いたような表情をしたが、その顔を戻しニヤリと笑いながらこちらの出方を待っていた。

あの男が目線を一瞬反らしたその瞬間私はあいつに飛びかかった。

結果は…

ル「おい、この資料カクに持っていけ」

『はいはい、持っていけばいいんでしょ！持っていけば！』

結果、私の惨敗でした。
あの後飛びかかったが避けられて蹴りを入れられた。さっき蹴られた時より強く壁に突っ込んだ。気絶とまではいかないがすぐに動くことが出来ずちょうどタイミングよく長官に呼ばれたため見た感じでも私の負けが確定した。

それで今あの男の言うとおりになっている。
押し付けるのは雑用ばかり。めっちゃムカつく！

『カクー！あいつから資料持ってきたよ！』

カ「おぉ、Aまだルッチの命令聞いとるのか？」

『そうだよ！カクからも言ってやってよ！もうあれから2週間くらいたつんだよ！』

カ「まぁそれもしょうがないわい。お前がルッチの腕を噛まなければもう少し早く解放されてただろうに」

ｳﾞｯ！痛い所をつかれた…。
そうあの対決が終わって数日した時、イライラしていたあいつに噛みついたのだ。

トラだけあってルッチも反応が少し遅れ腕を噛まれると言う事件が起こった。本当はあいつの喉笛を噛みきるつもりだったのに！

それから片腕が使えなくてもあいつならどうってことないだろう。けどあいつはここぞとばかりに命令をしてくる。

さすがにあの事件は長官にも他の人達にも怒られたのでもうしないようにしている。

ル「おい、次はこれだ」

…あー！ムカつく！