【名探偵コナン】なぜか寿命が見える私 ４

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〜次の日〜




今日は蘭ちゃん達とポアロで待ち合わせしたあと出かける予定だ。




もうそろそろ出ないと待ち合わせに間に合わない。急いで靴を履いて玄関を出た。




少ししたら道に１人の男の人が。
昼間なのに帽子を深く被って下を向いている。




まぁ、それだけならよく見かけるけどなんだかその人は雰囲気が怖かった。




なるべく近寄らないようにしよう…。そう思っていたのに不運にもその男性が話しかけてきた。




どうやら道がわからないようだ。
一応話しかけられてしまったから無視するわけにもいかず、道順を教えた。





「あぁ、わかりました！ありがとうございます。…後もう１ついいですか？」




そう言うと男性はバックの中をごそごそし始めた。ん〜、まだかな？急いでるんだけど…





「あ、ありました。…これです。」



― ﾌﾟｼｭｰ ―



今度はなんだろう？と思い男性の方を見ると同時に男性がバックから取り出した何かのスプレーをかけられた。




スプレーをかけられた瞬間、猛烈に襲ってくる眠気。やられた…催眠スプレーだ…。




なくなっていく意識の中で最後に見たのは男性の歪んだ笑みだった。




あぁ、もう最悪…。







〜喫茶・ポアロ〜




安「今日はこの後出かけるんでしたよね？」




蘭「そうなんです。私と園子とAちゃんの３人で！」



園「……ダメだゎ。やっぱり出ない。」



蘭「え？本当？何かあったのかな？」



安「どうかされたんですか？」



園「それが、もう待ち合わせ時間過ぎてるのにAが来ないんです。電話しても繋がらないし…」



コ「まだ寝ていて気づかないとか…？」



蘭「いえ、それはないです。待ち合わせの10分前に今家を出たってメールが来ましたから。」



ほら、と見せられたのは確かにAさんが使っているアドレスからだった。



変だな…何か事件に巻き込まれたか…？




コ「ね！携帯のGPSを辿ればいいんじゃない！」



安「そうですね。蘭さん携帯を貸して下さい。」




そう言って携帯を操作していく安室さん。どうやら家に近いにいるようだ。




心配になり、GPSを辿ってAを迎えに行くことになった。




GPSが示していた場所はAの家からさほど離れておらず何をしているのだろう？とみんな思っていたが、そこにはAの姿は見えず携帯だけが落ちていた。

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