コナンside ページ5
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ジョディ先生に連絡すれば数分でキャメル捜査官と一緒にかけつけてくれた｡
おれと同じく侵入者の女の子の姿を見て驚いていたが彼女たちも知らない顔のようだ｡
昴さんの指示で隠れて様子をうかがう｡
拘束された女の子が目を覚ますと気絶していたからか状況を飲み込めないようで寝惚けた顔をしている｡
それから別の世界から来たとかおれたちの存在は漫画の中の人物だと言い出す｡
言い訳するならもっといい言い訳があるだろう…
呆れてため息をはきながら話を聞いていれば信じてくれと泣き始める始末｡
誰がそんな話を信じるだろうか…
その瞬間､"あの日"のことが脳裏によぎる｡
黒の組織の奴らに小さくされこの体になった日の事だ｡
おれは必死に高校生なんだと､取引を見たんだと訴えたが誰にも信じてもらえなかった｡
まるで子供の戯言､悪戯だとか決めつけて信じてもらえなかった｡
「…ちょっといい?」
「?」
すぐさまおれは昴さんたちを集めて廊下に移動する｡
「彼女の話を信じた訳じゃないけど…悪い人じゃないと思う」
「それはおれも感じている…だが到底信じられはしない」
「でも彼女が組織の人間じゃなくとも不法侵入じゃない!」
「そうですよ!それに赤井さんが気付かないなんてかなりの手練れです!」
口々に反論されるがもっともなことだ｡
泥棒にしては軽装だしなにも盗んではいない｡
それにおれたちが居たんだから気づくはずだ｡
「さっき名前を調べましたがヒットしませんでしたし偽名でしょう」
「何が目的なのかしら…」
彼女の方に視線を向ければ体を震わせまだ泣いている｡
はたからみればおれたちが誘拐してきたかのようだ｡
「ぼく､少し話してくるからみんなはここにいて?」
「なにいってるの!?危ないわ!」
「大丈夫だよ!拘束されて動けないし子供のぼくにならなにか話してくれるかもしれない!」
「…ボウヤの言う通りにしよう」
「シュウ!?」
「なにかあればおれたちがすぐ行く」
昴さんの一言で反論していた二人も渋々納得した｡
そうしておれは女の子のところに歩いていく｡
「…あのね､本当にぼくたちのことを知ってるなら"ぼくたち"しか知らないことをいってみて?」
「…眼鏡の人は…赤井さん…」
「っ!…それから?」
小声で話す彼女の話を耳をすまして聞き他に何を知っているかたずねる｡
「君は…工藤…しん､いち…遊園地で小さくなった…」
「!?」
それからロンドンで蘭に言った言葉を言われ複雑な心境になる｡
それはあの場所にいたやつしかしらねぇ…
それに"おれ"のことを知ってるときた｡
ラッキーアイテム
革ベルト
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Alice(プロフ) - 三話の最後日本語がおかしい気がします (2016年12月24日 13時) (
レス) id: 1a1e66043f (このIDを非表示/違反報告)
三葉 - こんにちは！わたしは、三葉と言います。私は、主に暗殺教室を作るのですが、コナンオタクです... (2016年10月1日 9時) (レス) id: efa8f0ae3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麗 | 作成日時：2016年8月30日 14時
