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「んんっ、ごほんっ」
『…へっ』
咳払いが聞こえ何かと思い目を向けると、其処にはカードを片手に持ったアズールさんが居て。
…え、待ってなになにどう言うことですか、ジェイドさんも居るしイデアくんも居る…？
…みんなして片手にカード持ってるんだけど…あ、フロイドさんの足元にもある。
…まさか、もしかして、これは…
アズール「…公開プロポーズはそろそろやめていただいても？」
『…ひっ、あああぁ！！！』
やっとのことで状況を理解する。
…つまりはそう言うことだ、僕が眠っている間オクタヴィネルの三人とイデアくんでカードゲームをして遊んでいた。
その最中僕が起きて、…膝を借りていたフロイドさんが声をかけて来た。
イデア「あ〜妹の旅立ちを目の前で行われて心が痛いですなぁ」
ジェイド「ふふ、僕のことが好きだったはずですが…ねぇ？」
アズール「ジェイド、お前大体分かっていましたね？」
ジェイド「さあ、何のことでしょう？」
『首括る…』
フロイド「幸せになるって誓ったばかりなのにそれは酷くね？」
いやだって、まさかみんな居る前だとは思わなかったと言うか。
はあもう無理やだやってらんない、と思いながらフロイドさんに抱き着く。
フロイド「え〜可愛いんだけど…俺達いつから両想いだったのぉ？」
『…気付いたら、ですね』
フロイド「は〜最高、俺今めちゃくちゃ幸せぇ」
ぎゅっと抱き締めながらそう言ってくるフロイドさん。
…もう恥ずかしいとか色々あるけど、フロイドさんのこの言葉だけで充分だと思えるのは何だろうか。
フロイド「ぜぇったい幸せにしてあげるから」
イデア「しなかったら許さないけどね…」
フロイド「怖いおにーさんも居るし、幸せにしないとねぇ♡」
『…怖いおにーさん…』
イデア「何ツボってんの」
そう言いながらも少し嬉しそうに笑ってくれる。
…優しいお兄ちゃんですよ、本当に。
アズール「まあ、良かったんじゃないですか」
ジェイド「おめでとうございます、二人とも」
フロイド「ん〜ありがとぉ」
『何かもう恥ずかしすぎて埋まりたい…』
フロイド「ウケる」
『ウケないで？？？』
…何かもう、色々諸々恥ずかしいしどうしようもないけど、それでも。
『…ありがとうございます、みんな』
…こうなれたのも全て、みんなのおかげなんだよなぁ。
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Runa☻ - このお話最ｯｯｯｯ高に大好きで尊くて作者様天才ｯｯ！！！！ (4月30日 12時) (
レス) @page41 id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - ないたわぁみんなカッコ良すぎるしアズくん…ゆうくん良い男だしレオナさん最高すぎ… (2022年3月23日 5時) (レス) @page41 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
長月 - 本当に最高でした…。いろんな伏線が貼ってあってそれを回収していくのがめちゃくちゃおもしろくて、感動しました！！ (2020年11月13日 4時) (レス) id: 677a311103 (このIDを非表示/違反報告)
名無し6853号(プロフ) - あぁ........この作品は尊すぎます。この作品に出会わせてくれてありがとうございます！ (2020年11月2日 2時) (レス) id: ce469f6b4f (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - 邪魔すんぜ、ジェイド最推しの者です。いや､､、この小説は､､、神っすね (2020年10月23日 16時) (レス) id: 2a559184c7 (このIDを非表示/違反報告)
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