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『ただいま帰りました〜…』
イデア「お帰り〜」
寮へ帰り、直接そのままイデア先輩の部屋へと向かう。
今日学校ちゃんと行ったのかな…とは思うが、まあ出席日数が足りてればそれで良いか。
そんなことを考えながら中へと入れば、いつも通り僕を迎え入れてくれる。
イデア「今日も立派にストーカーして来たでござるか〜？」
『幼馴染に第一声でそんなことを言うのなんてきっとイデア先輩だけですね。今日はしてませんよ』
イデア「珍しいですな」
『この』
そう言いながら、イデア先輩のベッドに座ってゲームをしている彼を見つめる。
…もしこれを言ったら、イデア先輩はどんな顔をするだろう。
『…イデア先輩、お願いがあるんですけど』
イデア「A氏からお願い事とか嫌な予感しかしませんな」
『何だとこら。…じゃない』
今回は真剣な話だと言うのに、全く。
…そもそも、イデア先輩なら僕が言いたいことが分かっているはずだ。
髪の毛に宿る魔法を使ったと言うことだって伝えてあって、それを僕が気にしているのもよく知っているはずで…だからこそ、
『暫く、イデア先輩と遊ぶのやめよっかな、って』
イデア「元々部活も違うし、勉強するってことなら仕方ないと思うけど」
『…そうですね』
イデア「でもそれがもし、勉強以外の理由なら僕は認めないよ」
…僕にあったことを知っているのは、イデア先輩とオルトくんだけ。
だから、僕の言葉が何を示しているのかくらい分かっているでしょう？
それなのにどうして、そんなことを言うの？
『…あのね、イデアくん』
イデア「どうせ彼奴がこの学園に居るかもしれない、とかそう言ったあれなんでしょ」
『…うん』
イデア「それに今まで気付かなかった僕にも非はあるけど、それが理由で一人になるって言うのは許さないよ。一人になったら余計危ないことくらい分かりなよ。…僕だって一応とは言え寮長なんだから、頼ってくれない？」
ゲームに目を向けたままそう言うイデアくんを見ていると、何だか涙が出そうになる。
…どうしてあなたは、僕にそんなに優しくしてくれるの。
『…分からない、分からないよ』
イデア「何が？」
『…僕と居たら、不幸になるんだよ。だってそうでしょ？だから…』
…僕と一緒に居たから。
『ルイスは…死んじゃったんでしょ…？』
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雪見大福 - 最近見始めましたー！おもしろいですねー！そこで、少し質問？があるのですが、５６話あたりの治療法？って、塔の上のラプンツェルの治療法ですよね？？間違っていたらすみません (2020年7月20日 2時) (
レス) id: 00f6e3e8da (このIDを非表示/違反報告)
痲酔 - この場面で思ったこと……アズールツンデレ乙!!ww まだまだがんばってくださいね!!あなたの作品好きです!!キャーーと本当にさけんでいましたw (2020年7月6日 20時) (レス) id: 7c4adda471 (このIDを非表示/違反報告)
海遊(プロフ) - 続編おめでとうございます！2作目も大変心が潤いました！！次もこのまま拝読致します！これからも応援してます！ (2020年7月5日 19時) (レス) id: ae74ce0628 (このIDを非表示/違反報告)
雲雨(プロフ) - 空さん» ありがとうございます〜！！作品だけじゃなく作者まで好きと言って頂けるとは思ってもいなかったので凄く嬉しいです！完結までまだかかりそうですが、頑張って書いていくのでよろしくお願いします！応援ありがとうございます、更新頑張ります！！ (2020年7月2日 16時) (レス) id: d8253c3587 (このIDを非表示/違反報告)
空 - 続編おめでとうございます、好きです！！本当にこの作品も作者さんも大好きで、完結するまで絶対見ます！これからも頑張ってくださいね。応援しています…！ (2020年7月2日 15時) (レス) id: 9af7c9ab91 (このIDを非表示/違反報告)
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