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『ユウくんのこと送ってあげれば良かったのに』
フロイド「カニちゃん達が送るって言ってたしぃ、大丈夫じゃね？」
ジェイド「大勢で行っても逆に気を遣わせてしまうかもしれませんから」
アズール「何より得がないのに行くはずがないでしょう、今回の手間など含めての対価等は全てAさんに請求します」
『アズールさんは少しジェイドさんを見習ってください、対価って何を求めるんですか…力は無理ですよ』
全く、本当に通常運転過ぎる。
そう思いながら鏡舎へと向かい歩く。
『…購買部寄ってこうかな』
フロイド「何で？」
『イデア先輩に色々してもらっちゃったんで、駄菓子でも買って帰ろうかと…』
フロイド「明日でもいーんじゃねぇの。今日はもう帰って寝なよ」
…僕が体調悪いことに気が付いているからか、気を遣ってくれているらしく。
そう言ってくれるフロイドさんに、少しだけ笑みを向けながら言う。
『ほら、明日は休みじゃないですか。休みの日は何かと籠っちゃうんですよ、僕。だから今日買って行きたくて』
アズール「あなた、時々イデアさんみたいなこと言い出しますよね」
『幼馴染ですので』
…まあ確かに、頭は痛いし気持ち悪いし、今にも倒れそうだけど。
体調悪いのを隠すことは苦手じゃないんだよ。
フロイド「…じゃあ俺も行く〜。ジェイドも行こ」
ジェイド「そうですね、買わなくてはならないものをを思い出しました」
アズール「…確か、インクがもう終わってしまっていたような」
『アズールさんまでついて来てくれるんですね、ありがとうございます』
アズール「僕はインクがなくなったからと言うだけです。勘違いしないでください」
『あーはいはいツンデレ乙。じゃあ行きますか』
アズール「Aさん！！」
少し笑いながら前へと歩き進めれば、隣に立って来るのはフロイドさんで。
…体調悪いのも知ってるし、気にしてくれているのかな…なんて。
この人は何かと僕のことを気にしてくれるなぁ…そんなに気に入っているのだろうか。
案外、嫌な感じはしないから何でも良いのだけれど。
フロイド「ねー、駄菓子って美味しいの？」
『美味しいですよ、食べたことないんですか？』
フロイド「ない」
『じゃあ、買ってあげるので食べてみますか？』
フロイド「良いのぉ？やった〜」
…何か少し可愛いな、なんて。
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絵宙(えそら)(プロフ) - イデア先輩のあだ名はホタルイカ先輩で、オルトくんはクリオネちゃんだったと思います。本当にこの作品大好きです…！ (2021年1月11日 0時) (
レス) id: ede154cf4d (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - あの…すみませんが…ぷり小説してますかね…？ぷり小説にこれのパクられた…？感じの小説があるんですよ…私の思い違いであればすみません！（ぷり小説が平仮名ですみません…） (2020年12月30日 23時) (レス) id: dafce79b0b (このIDを非表示/違反報告)
海遊(プロフ) - とてもいいです好きです！！特に48ページ！気持ちが段々と高まっていくそれまでの展開も好き…これから続編進ませていただきます！今後も頑張ってください！！ (2020年7月5日 18時) (レス) id: ae74ce0628 (このIDを非表示/違反報告)
雲雨(プロフ) - GillEllさん» コメントありがとうございます！本当ですか！？嬉しいです！！フロイドさんもジェイドさんも大好きなのでそう言っていただけると嬉しいです！！ありがとうございます、無理しない程度に頑張ります！！ (2020年7月2日 13時) (レス) id: d8253c3587 (このIDを非表示/違反報告)
GillEll(プロフ) - コメント失礼します！！めちゃくちゃ好きです！フロイドとのこれからも気になるし、ジェイドも大好きなので最高の作品でしかないです！更新楽しみにしてるので、無理しない程度に頑張ってくださいね(*^_^*) (2020年7月2日 12時) (レス) id: 91580e0249 (このIDを非表示/違反報告)
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