愛玩動物 Ⅱ【wrwrd】 (ページ25)

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四十二話ページ25

目が覚めたらふかふかの所にいた。
俺の体の上にもふもふの布が広げて置いてあって暖かい。

隣には誰かが寝てた。

見覚えはある。確かフード被ってた人かな？
ゾムって名前の人

zm「ん…？あ、起きたん？おはよぉ…ｸﾞｰ…」

起きたのにまた寝始めた。
というかゾムに抱きつかれてるから起きれない。

尻尾まで俺にくっついて来る始末だ。

『起きてー俺動けないよ…』

zm「んー…んあ？あぁ、ごめんごめんwよいしょっと」

ゾムは俺が起こすと直ぐに立ち上がって
パーカーを着はじめた。

俺は昨日と同じ服らしい。

zm「てかさ、なんで部屋の前におったん？部屋入っときゃ良かったやん」

『アレンが案内してくれて…あ！上着どこ！？』

そう思い出して当たりを見渡すと普通に隣に畳んで置いてあった。

良かった。借りたものを無くしたらそれはもう怒られちゃうよ。

zm「アレンが！？マジか！褒めとかんとな！よし、今日は訓練一緒にするから訓練所行くか！」

朝飯は別々に食ってええから後で食いに行こうな！とめちゃくちゃ太陽みたいな笑顔でいうゾム。

俺あんまりお腹すいてないんだけどな…
まぁ訓練？すればお腹空くかな。

そう思いながらゾムに続いて部屋を出る。

「どーん！！！！」

zm「うおばっしゅ！？！？」

廊下を歩いていると後ろから誰かがゾムに突撃して来たらしくめちゃくちゃ驚いてるし煩い。

見るとあの金髪の人だった。

zm「ビビるからやめろやコネシマぁw」

kn「ww訓練所行くんやろ？一緒に行こうや！」

zm「まぁええけど…」

そうゾムが言うとコネシマはゾムの右側にならんで歩き始めた。

ゾムとコネシマは仲良く何か話しをしてるがなんか、居心地が悪いというか、気まずいというか…

アレン「あ、ゾム隊長とコネシマさんおはようございます、Aもおはよう」

後ろから誰か来たと思ったらアレンだった。

2人とも声が聞こえると会話をやめて挨拶をした後また話し始めた。

『アレンおはよ』

そう言って抱きつく。気まずかった空気が一気に爽やかになった。ほんとに大好き。

『あ、上着ありがとう』

一先ず離れて上着を返す。
するとアレンが俺の頭に手を伸ばしたと思うと撫でて来た

めちゃくちゃびっくりしたから尻尾も真っ直ぐになってしまった。

ar「てかA寝癖凄いよ？」

『えっ、』