三十一話 ページ14
os「…もう一個いるめう？」
『！欲しい…』
俺がそう言うと糸目の人は紙袋からまた1つクッキーを取り出して手渡してきた。
gr「菓子が無くなっていく…嗚呼…」
sha「…あれオスマンに餌付けされとらん？」
ut「確かに」
餌付けじゃない！と心の中で反論するが自分以外の視点で見ると餌付けになっているのかもしれない。
だがまぁ大丈夫だろう。
毒盛られたりはしてないだろうし…うん。
変な感じはしないし大丈夫！
だと信じたい。
os「グルッぺン！お茶会この子も一緒にするめう！！」
gr「うむ…い、良いだろう！」
os「自分の食う菓子が減る如きで動揺するんじゃないめう」
そう糸目の人から言われたグルッぺンはすごく衝撃を受けたらしく驚いた顔をした後唸りながら机に伏せた。
意気消沈と言うのか？…違うっぽい。
sha「あ、俺も！！俺も参加したい！！ええやろ！？」
zm「シャオロンが参加したいなんて珍しいやん。」
os「良いめぅ〜一緒にやろ〜」
gr「嫌なんだゾ！！！」
犬の獣人がそう言うと糸目の人は了承したがグルッぺンは顔をバっと上げて迫真の顔でいやだと言った。
すると糸目の人と犬の獣人はジト目になってそんな拒否らんくても…と零していた。
なんかちょっと可哀想。
os「そんなにケチケチしなくてもクッキーはそうそう無くならないめう」
gr.sha「？」
そう言うと糸目の人は机の下から紙袋を三個ほど取り出して机の上に置いた。
それを見て知らなかったのかグルッぺンだけじゃなくて周りの人も全員同じ顔をして驚いていた。
それが何となく面白くてちょっと笑ってしまう。
『仲良すぎ』
そう呟いてクスクスする。
すると今度は俺の方を向いて皆おんなじ顔をして驚くから何かと思ってなに？と聞くといや…と言うからほんとに何かわからない。
kn「いや…まぁ。うん。」
それを最後にみんなが喋らなくなって沈黙が流れる。
気まずいな…
tn「はぁ。よし、しゅーりょー。さっさと訓練に戻れーサボったら切るからな〜」
ut「うっわw怖w」
kn「ひえー、切られる〜」
sha「大先生ショッピくん達に今度こそぶん殴られるんちゃうww？」
そう言って楽しそうに部屋を出ていく人達。
多分出ていった人は戦争で前線に出てる人達なのかな。
そうやって見ていると肩を叩かれたから後ろを振り向くと糸目の人がいつの間にか居て立ってと言った。
言う通りに経つと腕を組まれて部屋の外まで出て別の部屋まで案内された。
何となくお茶の匂いがする
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 112人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
