お館様のお子様はのびのびと生きたい。【鬼滅の刃】

陸　「不思議な少年(笑)」 ページ6

「えぇ！？男なの！？嘘でしょ嘘って言ってくれよお願いだからさぁあああああああああああ！！！」


『そんなこと言われても困るよ。僕、男だし』


「嘘だ！！！男がそんな綺麗な髪してるもんか！！！」


『その自信はどっから来た』





信用したくない訳じゃないけど、同期になる可能性がある人にはそう易々と言えない。
だから今、地震くんが食い下がらないから心臓が速い。
バレたら目的の7割失う。





「だいたい嘘の音がしてるんだから諦めてよ！！！」


『う、嘘なんかついてない』


「今、動揺した！！！」





何だこの人(失礼)
私の感情、的確に当ててくる。
不思議に思いつつ、反論する。





「ところで名前、何ていうの？」


『..........エ』





いきなり聞いてきた。
どうする。偽名考えるの忘れてた(おドジ)
下の名前だけ言ったら不自然で余計に怪しまれる。

産屋敷......屋敷沢で良いかな(適当)





『屋敷沢A』


「Aちゃんだね！！！」


『Aくんかな！』





どうしろと言うんだ。
ぜっんぜん折れない。





『あー、分かった。じゃあこうしよう』


「？」


『名前は？』


「我妻善逸だよ！」


『善逸。君が七日間後、生きてたら本当の事を言う。これでこの件は終わり』





『生き残れよ』と善逸の頭を軽くポンッとして逃げた(素直)
これ以上口論してる間にも鬼が人を喰らってると思うと案外どうでも良くなった。
出来れば隠したいけど、善逸には感情が筒抜けらしいしいつかバレる。

それに目的があれば生きる気力も沸くかもしれない。
だったら万々歳だよ。

漆　「優秀な人材ということ」→←伍　「あっち系なら納得」

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