卅捌 「懐かしの」 ページ38
「.......誰だ」
あぁ....話し掛けられてしまった...
さてさて、どうする。
振り向かずに偽名を使うか、振り向いて偽名を使うか(偽名を使うのは確定)
悩んで悩んだ結果、振り向いて偽名を使う事にした。
『...鬼殺隊階級癸、屋敷沢Aです』
「...そうか。すまない人違いだった」
『いえいえ。それでは失礼します』
出来るだけ自然にニッコリして別れる。
しばらく視線を感じたけれど、曲がり角を曲がったら視線は無くなった。
『(危なかった。首巻きで顔半分隠れてて助かった...)』
心臓がまだドッドッドッって速い(落ち着け)
走ってるせいかもしれないけれど()
『えっと、どこに向かってるんだっけ?』
「話ヲチャント聞ケェ!!」
怒りながらも行き先を言ってくれる花丸。
那田蜘蛛山には確か、たくさんの隊員が向かったと聞いている。
行ってからは連絡が取れない為、そこに居る鬼は
『十二鬼月の可能性がある...か』
お館様が柱を行かせると仰った。
冨岡様ではない事を祈る(失礼)
「モウ日ガ昇ル!藤ノ家デ休息ヲ取ッタ後、那田蜘蛛山二向カエ!!」
『何か最近扱いが雑な気がする』
行ったり来たりの繰り返しで流石に疲れが溜まる。
番外編、貴女に聞いてみる。→←卅漆 「掴まれたら振り払う事が出来るのはきっと凄い精神を持ってる人」
1871人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜狐灯 - 空嘘@眠い。さん» ありがとうございます!めちゃくちゃ頑張ります! (2020年3月4日 23時) (レス) id: 4e4250c0e5 (このIDを非表示/違反報告)
空嘘@眠い。(プロフ) - 面白い!これからも頑張ってください! (2020年2月28日 19時) (レス) id: 973ad159ae (このIDを非表示/違反報告)
夜狐灯 - るるさん» ありがとうございます!頑張ります。 (2019年12月7日 15時) (レス) id: dcf37bcbea (このIDを非表示/違反報告)
るる - 頑張って (2019年12月6日 21時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
夜狐灯 - ありがとうございます!頑張ります! (2019年11月3日 15時) (レス) id: dcf37bcbea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜狐灯 | 作成日時:2019年8月26日 2時