卅弐 「混乱の連続」 ページ32
炭治郎が猪頭に再度向き合ったのを確認して、深呼吸する。
真後ろに居る善逸を見るのが少し怖い。
何気に鋭い彼はもしかしたら気付いた可能性があるから(失礼)
拳を握って後ろを向く。
ゆっくりと目を合わせると、彼は叫んだ。
「A!!!もう心配したよ!?Aが殴られたら俺、切腹するつもりだったからね!?」
『善逸がする必要性ね』
いつも通り.....これがいつも通りで良いのか怪しいけれども、特別気にした様に見えない為、ひとまず安心した。
未だに叫んでいる彼の顔や手には傷が見えて、思わず顔をしかめる。
私がもっと速く来ていれば着いていなかったであろう傷。
そう考えると手が動いて彼の頬へと触れた。
「........エッ」
『...ごめんね』
善逸はボッ!と顔を赤くして目だけかっぴらいていた。
な、何かごめん(あやふや)
バッ!と手を退かして正一くんに彼を任せた(逃げた)
「_____いい加減にしろ!!!」
『やりすぎ!!!』
ゴシャかゴキッなのか分からない音を立てて頭突きをした(どっちでもいい)
慌てて猪頭に駆け寄ろうとしたら、頭が落ちた(言い方)
『............よ、良かったな善逸...』
「流石に嬉しくないよッ!!!」
被り物が落ちて見えた素顔はあまりにもべっぴんな女顔だった(だから言い方)
思わず善逸に言う程(言わなくていい)
男の人...だよね?
ボソッと「女の子の顔が乗っかってる」と言った婚約者(仮)に同意しましたはい。
卅参 「慣れ、というものは時に底知れない恐怖がある」→←卅壱 「眩しすぎるから」
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夜狐灯 - 空嘘@眠い。さん» ありがとうございます!めちゃくちゃ頑張ります! (2020年3月4日 23時) (レス) id: 4e4250c0e5 (このIDを非表示/違反報告)
空嘘@眠い。(プロフ) - 面白い!これからも頑張ってください! (2020年2月28日 19時) (レス) id: 973ad159ae (このIDを非表示/違反報告)
夜狐灯 - るるさん» ありがとうございます!頑張ります。 (2019年12月7日 15時) (レス) id: dcf37bcbea (このIDを非表示/違反報告)
るる - 頑張って (2019年12月6日 21時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
夜狐灯 - ありがとうございます!頑張ります! (2019年11月3日 15時) (レス) id: dcf37bcbea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜狐灯 | 作成日時:2019年8月26日 2時