その２：回転速度と結果は残念ながら比例しない ページ3
「あの、すみません。私、代表候補なんですけど、ここを通るためのカードみたいなヤツ持ってなくて……」
「ああ、貴方が六連星さんですね。話は伺っておりますよ。どうぞお通りください」
「……あ、アリガトウゴザイマス」
「(……あっれー？ おっかしいぞ〜？)」
お得意の営業スマイルを顔に浮かべ係員に話しかければ、いとも容易く会場の中へ入ることができたほたる。
果たして彼女の狙いがこれだったのかと言うと、まさかそんなわけはない。
「(私の算段だと、私の言葉に係員が"カード持ってない候補者なんているわけねえだろ！ 散れ！" ってキレて、そのまま外に追い出される予定だったんだけど……)」
たしかに頭の回転は速いが、思い描いたビジョン通りになるとは言っていない。
そんな感じで、呆気なく会場の中に足を踏み入れることに成功したほたるは、いよいよ後に引けなくなってしまった。
……入場してしまったものは仕方ない。私が選ばれたのはあくまでも代表
腹を括ったほたるはそう考えることにして、大人しく候補者専用の指定された客席へと移動することにしたのだった。
「……あれ。もしかして、アイツもオレたちと同じ代表候補なのか？」
「候補者専用のゲートを通ってきたし、そうだろうな。それにしても、見たことない顔だが……鬼道は何か知ってるか？」
「残念だが、何も知らされていないな。あんな選手、少なくとも去年と今年のFFにはいなかったはずだが」
「豪炎寺も鬼道も知らないのか？ ま、でも、サッカーが好きって気持ちはきっと一緒だよな！ いつかアイツとも一緒にサッカーできたらいいなあ……な、なんか、そう考えたらすっげえワクワクしてきたっ」
──まさかその後本当に同じチームの仲間として彼女と彼らが再会することになるだなんて、この時はまだ誰も予想をしていなかったことは当然言うまでもないだろう。
その３：神様はかなり手厳しい→←その１：打開の鍵はバンダナのキミ
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こめこ(プロフ) - 猫宮さん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません…！ なんと！ 物凄い偶然ですね…！！ ぜひ、今後とも夢主の行く末を見守ってやってくださいませ( ´ ▽ ` ) (2020年4月22日 16時) (
レス) id: 2935309ddd (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - ウチの考えと夢主ちゃんの考えが一致しとる、すげー((((；ﾟДﾟ))))))) (2019年10月28日 17時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
こめこ(プロフ) - くーちゃんさん» コメント並びにお祝いのお言葉、誠にありがとうございます（ ; ; ）全作品を通して更新頻度にばらつきがありますが、これからもそう言っていただけるようなお話が書けるよう頑張って参りたいと思います！ (2019年6月29日 19時) (レス) id: 2935309ddd (このIDを非表示/違反報告)
くーちゃん(プロフ) - 殿堂入りおめでとうございます！こめこさんが書くイナイレのお話はどれも面白く、楽しませてもらってます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年6月8日 4時) (レス) id: 3f70a533d9 (このIDを非表示/違反報告)
こめこ(プロフ) - 辺銀ヾ(･ω･`*)さん» のわ〜〜辺銀さん！青い鳥の方ではお世話になっております…！ ！応援のコメントありがとうございます、これからものんびりと頑張って参りますね( ´ ▽ ` ) (2019年6月3日 21時) (レス) id: 67fc292324 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こめこ | 作成日時：2019年3月8日 7時
