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殺風景だったクラウンドには、線が幾つも引いてある
そう、今日は体育祭当日
という名の私の命日
朝から私は不機嫌である
沖田「よォ、根暗」
『………。』
沖田「オイ、テメェ聞いてんのか?」
『…………。』
朝から沖田君に構う気力も無かったので、無視してグラウンドの席に座ると、頬を思いきりつねられた
『いひゃいです、おひひゃくん』
我ながら何を言っているのかわからない
沖田「無視するたァいつからそんな偉くなったんでィ」
『別に偉くなった訳じゃありません』
ただ
『今、物凄く死にたいです』
沖田「あぁ…安心しやがれリレーテメェの後は俺でさァ」
『良いですね運動の得意な人は』
うらやましい
『もうすぐ開会式ですね』
転ばない様にだけ気を付けよ…
【只今より第○回銀魂高校体育祭開会式を終わります】
一種目目が、私達一年の玉入れ、これは全く心配無い
理由はなんとなく分かるだろう
高いネットの周りに皆が集まる
神楽「A頑張るアル!」
沖田「一つ位入れろよな」
『分かってます』
【では行きます!よーい始め!!】
皆が一斉に玉を投げ始め、どんどんネット中身は増えていく
私は、と言うと一つも入らない
実に不思議だ
沖田「ちょっ!テメェ!一つも入れてねーじゃねーか」
隣で文句を言う沖田君の声が聞こえてくる
『しょうがないじゃないですか?!入らないんだから!!』
これでも頑張っている
そして、ピストルがなり皆の動きが止まる
結果は学年一位
個人的結果は
0
神楽「A、一個も入らなかったアルね」
『…うん。』
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チヨ(プロフ) - ちかさん» 更新、大変遅くなり申し訳なかったです……。神………初めて言われました…泣ありがとうございます! (2019年9月27日 19時) (レス) id: d0934a6013 (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - 今回も神ですね! (2019年9月26日 18時) (レス) id: e4c55b48d4 (このIDを非表示/違反報告)
チヨ(プロフ) - ちかさん» ほんっとチカさん面白い!笑 いつも、チカさんのコメント有難く思ってまする…ありがとうきびうんこ!!☆ (2019年7月22日 23時) (レス) id: d0934a6013 (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - え、コメント下さると嬉しい?なら、更新されるたびにコメントしよーかな!(((え、ただの迷惑ぅ笑笑 (2019年7月22日 16時) (レス) id: e4c55b48d4 (このIDを非表示/違反報告)
チヨ(プロフ) - ちかさん» あるある笑 (2019年6月15日 10時) (レス) id: d0934a6013 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チヨ | 作成日時:2019年4月24日 23時