【銀魂】意 地 っ 張 り【沖田総悟】

18.メール ページ22

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【ありがとう】



彼に届くか届かないかくらいの、小さくて細い声


誰か褒めてほしい


この私がアイツに感謝の気持ちを述べたのだから


私は、夏だと言うのに41度の湯船に顔を叩きつける


のぼせてきたな


湯船から出てバスタオルで念入りに髪と体を拭く


鏡に写った自分は母に似た顔立ち


自分で言うのも難だが、美人の部類に入ると思う


『その内、切るわよ』



何時だかの記憶の破片が私の耳の中に入っていく


いつ切ろうか…


まぁ、いつか切ろう









着替えた私は、クーラーのガンガン利いたリビングのソファでスマホをいじっていると、友人からのメールが届いていた



[やーA！高校生活上手くやってる？どうせアイツしか友達居ないんだろうケド！]



喧嘩でも売っているのだろうか…



[神楽以外にも友達居るし…]



短い反抗する文を送り、舌打ちをする


相変わらずムカつく野郎だ


今にも殴ってやりたい


そう言ったら総悟と何処か似ているかもしれない


二人とも私を怒らせるスペシャリストだ


すると、スマホのバッテリーが一桁になっているのに気が付き、慌てて充電器をさしこむ



ソファに横になり右腕を目の上にやる


昼寝をしたからか、まだ眠くならないな



起き上がりテレビのリモコンの4のボタンを押す


普段はあまり観ないバラエティ番組を観ながら眠くなるのを待つ事にした


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新作、作っちゃいました…

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