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「じゃあ、しよっか。」
彼は仕事着のまま、私の念の修行を始める。
現在、夜6時、色々と始めるには遅い時間だ。
仕事帰りに弟子のお世話、ご苦労様です。
心の中で、拝んでおく。
「今日はどれくらい出来るのか見るよ。」
そう言って私達は手合わせすることとなった。
#
手合わせが終わった。
私は汗だくだくで、息も上がり、地に臥せっている。
なのに、イルミは涼しい顔をしている。
お前、仕事帰りだろ、私の修行相手もして、なんでそんなに体力あるんだよ。
暗殺者すげぇよ。
「まだまだだね、体術も、四大行も。だから応用は少しにして、そっちを重点的にいこうか。」
私は息が苦しいので、首だけで返事をする。
てか、結構真面目にやってくれるんだな、嬉しいぞ。
騙したような形でやってきた弟子だから投げ槍にされると思っていた、私は意外な面倒見の良さに驚く。
四大行もまともに出来ないとは、矢張私には念の才能が無いな。
本当に残念だ。
「………ねぇ、思ったんだけど。毒って大丈夫?」
コテンと首を傾げて言われる。
かわいい……。
成人男性でこれが似合うとか奇跡だろ。
「……さ、さぁ、わかんない。でも死なないはず。」
かわいさに見とれて反応遅れてしまった。
不覚…。
「じゃあ、毒物の耐性を付けようか。それとどんな風になるか実験しよう。」
う、うわぁ。追加されたメニューが禍々しい。
でも、毒の耐性持ってたらかっこいいな。
最初のキルアみたいなこと言えるようになりたい。
漫画を嗜むものなら、あんなセリフ言ってみたいと思うものだろう。
苦しいのは嫌だけど、少し頑張ってみようと思った。
彼は携帯をポケットから取り出し何処かに電話する。
「俺のところに毒持ってきてくれる? 最近、訳あって出来た弟子用。薄めたやつでお願い。」
彼はそれだけ言うとブチッと電話を切った。
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卯月(プロフ) - プリのヒソカ想像したら腹筋が死にました笑笑最高です笑笑 (2021年3月13日 2時) (
レス) id: c9a76eb58b (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - るるるさん» 有難う御座います。キャラ作りと言うか、この行動理由を殆ど書くのは滅茶苦茶大切にしてることなんで、言われて、嬉しいです。理由も無く、ってのが余り得意でなくて…。もう、これは半分意地でやってます。 (2020年4月29日 22時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
るるる - めちゃくちゃ面白いです！！更新楽しみにしてますっ！！キャラ作りが深くて好きです！！！！ (2020年4月28日 21時) (レス) id: e18e31c519 (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - 753さん» 有難う御座います。クロロ編も今までと同じような形で。ゆっくりと進んでいきます。どうか、気長にお待ち下さい。 (2020年4月20日 11時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
753 - 更新待ってました！！クロロとの絡みが楽しみです...無理せず更新頑張ってください！ (2020年4月19日 22時) (レス) id: bb950de271 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミネルバ | 作成日時：2019年11月20日 0時
