白のくノ一

6話 ページ7

里出から1年後

「ふぁぁぁ」

粍は布団から起き上がり

忍装服に着替え神社の小箱を見に行く

粍は一応くノ一と言う事も合っ

て深い森の奥に小さい家を補修し身を隠して

生活為ている。

任務は其処からある程度の所にある小箱に

依頼書と依頼金を入れて貰う様にしている。

時々、依頼金狙いで小箱を狙う人が居るが

特殊な鍵を掛けているので盗まれる事が無い。

それに、粍は人目に付かぬ様に

生活し、外出する際も般若の面をしているで
　
神社の在る村の人は粍の事を白

のくノ一と呼びその噂は神牙中で密かに知られ

ている程、有名らしい。

「今日は・・・・1通有るね」

粍は小箱に入っている文を手に取ると早足で家に帰って文を開くことにした
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白のくノ一殿

浅井軍の情報横領を願う
情報を記す巻を伊達領の当座山まで運ぶ事
　
　 伊達軍伊達政宗
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「とうとう、有名軍にも雇われるん

だ・・・・」

粍は内心驚きつつもその場に立ち
少し背伸びをすると

「さて、仕事しに行きますかね・・・・・」

家を後にした

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