sister_20 ページ21
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縁側に座って2人で楽しそうに笑ってた。
私には絶対見せない真っ赤な顔のあの人と、幸せそうに笑う姉さんが、お似合いだった、ほんとうに。
私が入る隙間なんて、これっぽっちも無かった。
__
「私も連れてって」
「それに私、皆の...十四郎さんの側にいたい」
「しらねーよ、知ったこっちゃねーんだよ。お前のことなんざ」
姉さんのあんな顔、初めて見た。
あの人に対する想いの強さが、大切に想う心の純粋さが、眩しかった
分かってた。
あの人が姉さんの幸せを思ってあんな事言ったのも。あの人も姉さんのことが好きなのも。
私が想いを伝えちゃいけないことも。全部、ぜんぶ。
「あれ、そんな風に聞こえたか?だが生憎、マヨラーを好きになる乙女心は持ち合わせちゃいないよ」
銀「...ふーん?」
氷の入ったグラスをカラン、と鳴らし意味ありげに笑い返事する横の天パは何を思ったのか。
銀「まァあれだな。総一郎くんも多串くんもお前には気付いてねーみたいだし、そのままやってけばいいんじゃねェの?」
おっさんらしい欠伸の後だるそうに答える
つーか名前覚えんの下手かよ、誰だよ多串くんって、だから総悟だっつってんだろ
「...そうだな、あと1ヶ月もすればここを出るつもりだ。それまではあいつらの事沢山考えて、全部の未練断ち切って、ここを去るよ」
銀「なんでもいいけどよ、思い出だけは失くすなよ」
そういって立ち上がり私の頭を乱暴に撫でて入口へ歩く
「そろそろ三十路男女のこんなシーン誰得だよ...きついわ」
銀「...は、お前そんな歳いってんの?」
帰るつもりだったらしいが私の年齢に驚いて立ち止まる
「...26」
銀「はぁ!?お前夢小説の主人公は大体10代後半から20前半だろ?!なんだよ26って!」
「20代後半で主人公やってるあんたに言われたくないわ!」
銀「完全に婚期逃「うわーーーそういう事言っちゃうんだ特大ブーメランなのに?」」
痛い所をつかれた銀さん
銀「うるせェ俺だって本気出せば石原さとみくらい手に入るかんな!まだ本気出して無ェだけだから!」
「私だって福士蒼汰くんが____」
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登「あんたらカウンターで寝るんじゃ無いよ!!」
「「.....あ"、寝てた」」
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わか(プロフ) - 華さん» 華さんはじめまして、コメントありがとうございます!そう言って頂けて幸いです。更新頑張らせていただきます...!´`* (2021年2月8日 7時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - わかさん» はじめまして!楽しく読ませて頂いております!次回更新楽しみです!! (2021年2月7日 23時) (レス) id: ab4f0db506 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ちゃちゃさん» ちゃちゃさんありがとうございます!最近は調子がいいので今のうちに沢山更新しますね´`* (2021年1月23日 13時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - 光華さん» 返信遅れてごめんなさい(TT)ありがとうございます頑張ります〜!! (2021年1月23日 13時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます!もう最高です! (2021年1月23日 9時) (レス) id: f790642b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わか | 作成日時:2020年11月27日 7時