4.お節介 ページ7
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『…なんで?』
爆「あ?」
なぜか私は、爆豪に質問し返していた
『ぇ…ぁ…いや……なんで自分が行く道を勝手に決められるのかなって…
私たちはやりたいから行く、目指したいから行く…だから……その』
爆「…さっき言ったよな。俺は完璧主義だ。この平凡な私立中学から唯一の雄英進学者っつー伯をつけてー言ったよな!」
ボゴボゴンッ!!
私は殴られると思い強く目を瞑った
爆「…気分萎えた…」
そう言って背を向けていた
『……』
友「いやいや、流石になんか言い返せよ。」
友2「言ってやんなよ。可哀想にまだ彼は現実が見えてないのです」
爆「あ、そんなにヒーローにつきてぇなら効率いい方法あるぜ。来世は個性が宿ると信じて屋上からのワンチャンダイブ。」
ダイブか…個性が宿る……か
『本当に宿るのかな、個性。』
爆「は?」
緑「え?四季さん、何を…」
『私が試してあげるよ…個性もう一個欲しいしね…
…それに…こうすればライバルも減るでしょ…』
私は窓際へ行き後ろに重心をかけて行った
爆「なっ!」
緑「四季さん!?」
友「な、お、おい勝己!!」
緑谷と爆豪が私がさっきいたところまで来た
私は…個性を使い浮いていた
『…あんなこと言っておいて…来るんだ…
…心にもない事…言わないほうがいいよ…
…本当だと思って死のうとする人も中にはいるんだ…爆豪勝己』
爆「!(こいつ…いきなり雰囲気が…)」
緑「…し、四季さん、校内とか個性禁止だから戻って来て?…っ一緒に帰ろ?約束だし…」
『あ、う、うん…じゃ、じゃぁまたね…』
緑谷んお元に戻り、私たちはそそくさと学校を後にした
爆「んだよ…あいつ」
(あいつ…デクに呼ばれた瞬間…元の雰囲気に戻りやがった…なんなんだよあのクソ転校生…)
そんなことを思われていたことを知るのはもう少し先のこと
ー裏庭へー
『緑谷くん…その…助けられなくてごめんね…』
緑「大丈夫だよ。四季さんありがとうね、一緒に探してくれて…」
(馬鹿野郎…本当に僕がやったらジサツ教祖だぞ…考えて物言え…)
『いえいえ…あ、ヒーローノートあったよ』
緑「ぁ……餌じゃないよ…僕のノートだ…バカ…」
『緑谷くん、ちょっと貸して…』
緑「ぇぁ…うん…」
私は手をうちわのようにそよそよ仰ぎ風を起こし乾かしてあげた
緑「ぇ、ぁ…」
『私はこれしかしてあげられないけど…頑張ろう?雄英受験…』
緑「!…うん!」
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桜澤(プロフ) - 琥珀さん» コメントいただきありがとうございます。更新は不定期で思いついた瞬間に更新していきます。訂正もその都度行なっておりますので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。 (2018年6月25日 3時) (レス) id: 693fb22455 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - とても楽しいです!(*^▽^*)更新楽しみにしてます頑張ってください (2018年6月23日 21時) (レス) id: 916e8c1e66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜澤 | 作者ホームページ:http://123456789
作成日時:2018年5月28日 0時