【呪術廻戦】無気力マーベリック

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｢高菜〜｣



あれ、
狗巻先輩、まだ私の目の前に居るのはなんでなんだ？



ていうか可笑しいと思ったよね
私と先輩の目の位置同じなこと。


同じ身長だからじゃないからね？
言っとくけど私160cm位しかないよ



……




『…さっきより近くなってません？』



｢しゃけ｣




ニコニコ笑顔の先輩。
めっちゃ近くで顔を覗いてくる

ソレと同時にいきなり両手で私の頬を包み込んだ



『わぁお、せっひょくへき』
(訳:わぁお、積極的)



普段から慣れてない至近距離に更なる追い打ち
くそ、それにしても顔がいいな。


楽しそうにほっぺを弄び始めた先輩。
擽ったい、とりま助け求めよ。




"助けろ下さい"
そう思いながら他の人達に視線を送った



＊＊＊


｢ねぇ、Aの歓迎会兼ねてこの後渋谷とか行っちゃう？｣


｢イイネ！さんせー！｣


｢また裏切ったら串刺しにするわよ｣


｢あ？めんどくせー｣


｢そんなこと言うなよ真希、楽しそうだろ｣


＊＊＊



…………ちょっとみなさーん、ワタシをミテ。


視線を向けた先の当人達はこっちを見向きもせず
自分たちの話に集中していた

おーい、何やってんだマジで。




そう思っていると





｢ップハ、なんだその間抜け面｣



…と、後ろで笑う声が聞こえた。





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