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「ジャミル、明日カリムに聞いてみなさい。きっとお友達になってくれる。いや、友達だって言ってくれるよ」
「ほんとぉ?かりむはしょういってくれりゅ?」
「くれるよ。最高の友達だって。カリムはジャミルのこと好きだもんね」
私がジャミルにニッコリ笑うとジャミルをふふっと笑った。
うん。子供は笑っていればいいんだよ。まだ、そんなことを考える時期じゃないしね。
「りどりゅも、じゃみりゅしゅきよ!!」
「じゃみりゅもりどりゅしゅき!」
私達の会話を聞いていたリドルは少しだけ頭をコテンと傾げた後、なんとなく分かったのかジャミルの手をギュッと握って笑って言った。
ジャミルもリドルの言葉を聞いてパァァァアと顔を輝かせヘニャリと笑った。
いや〜、仲が良くてなにより。
「さぁてお2人とも、明日は私早いからねぇ、もう寝ましょうぜぇ」
「おかぁしゃまあした、はやいの??」
「なにしゅりゅの〜?おはなしゃんにみじゅやり〜?」
「ん〜、お母さんじゃないけど、明日は早いかなぁ。お勉強しに行くの」
私がそこら辺にあった教科書を2人に見せた。
すると目をキラキラさせて__
「おべんきょ??おべんきょ、かぁしゃとじゃみりゅもすりゅ!!」
「りどりゅも!!おべんきょ、なりゃ、りどりゅもできりゅ!」
「え」
「だめぇ??」
「だめなのぉ?」
「うぐッッ」
私を見てきた。なに?なんでぴえんの顔をしてるの?
か、かわい過ぎて直視できない。
くっっそ、どうするべきか....ジャミルとリドルのこれを許可したら、他の子供達も来るっていうよね?
どうしようか__う〜ん。
「そうだなぁ。ちょっと学園長に相談してみるね。話はそれからだわ。さ、寝てね。もし行けるんだったら明日早いからね」
「「は〜い」」
私がそう言うと2人は眠たそうに目を擦る。そっか、疲れたもんね。
私は2人の頭をポンポンと叩いて2人がすぴすぴと眠りについた後、あの押し付け学園長に電話をかけた。
prrrrrr........
「あ、学園長ですか??あ、はい。子供達の件で。はい。授業に____へ?それホントですか?え、貴方本当に大人なんですか?まあ、分かりましたよ。了解です」
私が各主要人物バブバブ化1日目、次の日も大波乱の予感。
___学園長....いや、クロウリーの言い出した案がヤバすぎて失神しそうです。
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朱憑(さぶ) - ここは天国なんですか、そうなんですか、そうですね!!!ァァ"ァ"!!!カワイイ〜!!ホントにありがとうございます!! (2022年12月19日 12時) (レス) @page26 id: 369ab47d46 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - ここは天国か ・・・・! (2022年10月2日 1時) (レス) @page10 id: 595a994524 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅 - 続きがもっと見たいです!面白いし、可愛い、、、 (2021年8月12日 7時) (レス) id: 84edd37621 (このIDを非表示/違反報告)
夢姫 - 泣き方がぴえんw (2021年1月11日 14時) (レス) id: 35c1b3ec55 (このIDを非表示/違反報告)
古い掃除機 - かわいい!!!更新頑張ってください そういやぁ、読んでる途中、川が見えたんですけど…「三除の川」でした… ほんま、俺の嫁、リドルかわええなぁ! (2020年11月4日 23時) (レス) id: 07e1085301 (このIDを非表示/違反報告)
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