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*3-3 ページ17

今私は下駄箱で仙道先輩を待っている。




なぜかというと・・

昼間あんなことがあり
心配した仙道先輩が部活帰り送ると
提案してくれたのだけど
さすがにそこまでしてもらうのは申し訳ないので
お断りしたんだけど

先輩命令だと笑って言ってくれた。





仙「あい、お待たせ。行こか」


『はい‼︎よろしくお願いします‼︎』


仙「なんかかたいな笑」



仙道先輩と2人で帰るなんて
すごく緊張してたけど


私の歩幅に合わせて歩いてくれて
バスケの話をしてたらあっという間に
駅についちゃった。



駅に入ると周りの女の子達が
みんな仙道先輩を見て顔を赤くしてる。


・・仙道先輩かっこいいもんなぁ
ちょっと下がり気味の眉毛にキリッとした目
うん。整いすぎてる。


身長も高いので見上げるように
仙道先輩の顔を無意識にじーっと見つめてしまった。




仙「そんなに見られると恥ずかしいんだけど」

『えっ//あ、すみませんっ//』



仙道先輩はふっと笑って
私の頭に手を伸ばして
優しく頭を撫でている。



・・やばい
私絶対顔赤いよ..//



それから間も無く私が乗る電車がホームに到着した。






仙「心配だから家着いたら連絡して」

『連絡します、送ってもらってありがとうございます』



仙道先輩にお礼を言って電車に乗り込む


仙道先輩はひらひらと手を振って
電車が出発するまで見送ってくれた。





電車の窓から
仙道先輩が見えなくなるまで手を振って
温度が上がった頬に自分の両手を当てた。







なんだか胸がギューっとする







私は窓の外を見ながら高鳴る鼓動に気づかないふりをした。

*3-4→←*3-2



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あひる(プロフ) - いざよいさん» えっえっえ🥹ありがとうございます!そのコメントに口角上がりっぱなしっす!!! (12月30日 23時) (レス) id: 1a0521cb7f (このIDを非表示/違反報告)
いざよい(プロフ) - こ、口角が!!やばい!!!下がんねぇ!!!!!最高です。 (12月30日 10時) (レス) @page26 id: 86aa8e19a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あひる | 作成日時:2022年12月6日 23時

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