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21. ページ26

「兄ちゃんさ、軟高だろ?ミツハシがどこにいるかしらねぇか?」

「さ、さぁ…?」

多分三橋の事だよな?俺じゃないよな…?
俺は名乗っていないはずだ
どちらにせよ教えるのはまずい…というか俺も三橋を探してんだけど

「いや〜俺みたいな一般生徒は怖いツッパリの三橋君なんかとお知り合いにもなれませんよ〜」

ははは、と笑うと顔の横スレスレを拳が通った
若干表情が引きつったのが自分でもわかる

「笑い事じゃねぇんだよ、さっさとミツハシの居場所言えや」

「知らないデス…」

「テメェ舐めた態度とんのも大概にしとけよ!」

壁とこのチンピラのような高校生に挟まれているせいでろくに躱す事も出来ずに顔に一撃貰った。
口の端が切れたのか口内に鉄の味が広がる

「…いてぇ」

「さ、これ以上痛い思いしたくなかったら居場所言った方がいいぜ?なぁ」

「知らねーっつってんだろ、このカス!」

頭突きを食らわせ、相手が一歩下がった瞬間に足払いをかける。
バランスを崩して倒れたソイツの腹に全力で蹴りを入れた、綺麗に鳩尾に入ったからしばらくは動けないだろう。

「テメェ何しやがる!」

「それはこっちの台詞じゃ、顔に一発入れやがって…いてぇだろーが!!」

一斉に飛びかかって来た糞共をがむしゃらに倒し、怯んだり倒れたりしたら速攻顎や鳩尾などの急所へトドメを刺す。
此処まで人数がいちゃ技をかけるのは危険だ


「かかって来いや、雑魚共」

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作成日時:2019年9月7日 1時

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