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１０. ページ13
「つーか、三橋！お前止めろよ！」
「佐川止めても聞かんだろ？満足するまでやるのがいいんじゃ」
「面倒臭かっただけだろ」
「そうとも言う」
「あのなぁ…」
この人誰だっけなぁ、最近見たんだけどな…
よく見ようとしゃがんで、佐川と呼ばれた男子の顔を眺める。わかんねぇ
ううーんと考え込んでいると背中に重み
「重いんですケド」
「お友達の居ない可哀想なA君…今からこの超絶美少年ミツハーシー様が一緒に帰ってやらんこともないゾ！」
重いしドヤ顔腹立つし
背中に座っている三橋を振り落とし、落ちた勢いで床に寝転んでいるバカを見下ろす
楽しそうにしやがって
「なんでお前と帰んなきゃいけねーんだよ」
「そりゃ…茶店で奢ってもらうからに決まってんだろ？」
当然だと言わんばかりに笑顔になるコイツは悪魔だ。
自分から言いだしたこととはいえ…金髪の悪魔から逃れることはできず引きずられるようにして茶店へと連行された
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作成日時：2019年9月7日 1時
