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side重岡



N組長「…お前や。お前が欲しい」


「は?」


全員が眉間にしわを寄せる。



N組長「判断能力、戦闘力、全部において優れてるお前を是非、ウチにいれたい。


この女はそのオマケや。


仲良しこよしなら一緒の方がええやろ」


まさかの要求にお嬢は銃を下ろす。


「その子は虎西のもんや。行くなら私1人でええやろ」


待って、どー言うことや。お嬢は何言うてるねん。



「私が行くからその子をこっち連れてこい」


重「お嬢!」


俺がお嬢を引き止めようとするも、お嬢は歩みを止めない。

姫の前まで行ったお嬢の顔は俺からは見えない。


どんな表情で、どんな思いでそこにいるんや。



「銃、夏帆から離してもらおか」


N組長「クックック…素直な子は好きやで」


そう言って、姫から銃口が離れ、お嬢に向けられた。


その瞬間、


信「つっ伏せ!」


信五さんの命令で全員が突っ伏し、
それとほぼ同時に銃声が聞こえた。



え、待って、この銃声ってまさか…


恐る恐る顔を上げると



「残念やね、組長さん」


慌てた様子の長岩組の組長と、
余裕な声でそう告げるお嬢の姿があった。


N組長「な、なんでや、なんでや」


「それ、エイコさんからのプレゼントやろ?

な、エイコさん」


エイコ「…いややなー私のこと悪もんにせん約束やん」


そこに姿を現したのは40代後半であろう、
美しい女性やった。

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riri(プロフ) - りーさんさん» ご愛読ありがとうございました。重岡くん以外のお話も検討しておりますが、不器用な故、一つずつの作成になるかと思いますが、宜しければお待ちくださいませ。ご意見ありがとうございます! (2018年8月17日 19時) (レス) id: 55806ba665 (このIDを非表示/違反報告)
riri(プロフ) - ペペロンチーノさん» ご愛読ありがとうございました。そして、貴重なご意見もありがとうございます。続編…とは少し違うかもしれませんが重岡くん編を作成しましたので、よろしければご覧くださいませ。 (2018年8月17日 19時) (レス) id: 55806ba665 (このIDを非表示/違反報告)
りーさん(プロフ) - ドキドキワクワクの素敵なお話でした!!楽しませていただきましたm(*_ _)m作者様がもしよろしければ、しげちゃん以外のお嬢を好きだと告白した方々のオチも作っていただけないでしょうか(;;) (2018年8月17日 18時) (レス) id: fbd9c75ee8 (このIDを非表示/違反報告)
ペペロンチーノ(プロフ) - コメント失礼します。とても良い作品で毎日楽しみに見ていました!新しい作品も頑張ってほしいですが、私はこれの続編が見て見たいです!また一から結末を分かった上で読んでいきたいと思います。お疲れ様でした! (2018年8月16日 20時) (レス) id: ab57387985 (このIDを非表示/違反報告)
riri(プロフ) - 朱々さん» ご愛読ありがとうございました。ワクワクして頂けていて嬉しく思います。素敵な作品と言って頂けて、幸いです。こちらこそありがとうございました! (2018年8月16日 7時) (レス) id: 55806ba665 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:riri | 作成日時:2018年8月5日 15時

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