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にひゃくごじゅう。 ページ12

昼餉を食べ終えて、大広間で休憩していた時のこと、





乱 「Aさんっ!」





 乱くんが私に声を掛けてきた。

 乱くんの後ろには、大きな酒瓶を持った次郎さんの姿もあった。





A 「乱くん、それに次郎さんも。どうしたんですか?」

次郎 「明石との逢引はどうだった?」

A 「どうって、楽しかった______





『ほんまに恋人、なってみる?』





 ッ〜〜!!!!」





 楽しかったですよ、そう言おうとしたのに国行から言われた言葉が直前に頭をよぎって、ボンッ!と私の顔は真っ赤に染まった。目敏く(分かり易すぎて多分誰でも分かる)それに気付いた次郎さんと乱くんは、目をキラキラ輝かせながら、私にズイッと身体を寄せた。





次郎 「その反応、何かあったんだね?!」

乱 「じっくり聞かせてもらうよっ!」





 両腕をがっしり掴まれて、引き摺られる様に連行される。しかも道中加州くんにも出会って、乱くんが事を説明した瞬間、加州くんの瞳がキランと光った。

 そして「俺も聞きたい!」と入ってきた。何で今日に限ってこの3人が昼間から揃ってるのよ〜!!!



















A 「______グッて引き寄せられて、告白?されました……。」




乱 「キャー! 遂に、遂に〜?!」

加州 「めっちゃムードあるじゃん」

次郎 「明石、やったねぇ〜……」





 真っ赤になった顔を見せたくなくて、顔を隠す私とは対照的に、まるでお祭りかの如く沢が三人。

 この三人は、早くから国行が私に対して抱いていた想いに気付いていたらしく、今まで尽力してきた甲斐があった、などと言って抱きしめ合ってた。





乱 「それで、返事はどうしたの?」









A 「ま、まだ返事してない……デス。」





 どんどんと小さくなっていった声。思わず顔を背けてしまったけれど、三人の表情が一瞬にして消えたことには、気付いた。

 ……こわい、こわいわよぅ〜!!

にひゃくごじゅういち。→←にひゃくよんじゅうきゅう。



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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 碓氷時雨さん» なんですって?! ごめんなさい即刻直します!!本当にありがとうございます!そしてすいません! (2020年2月8日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
碓氷時雨(プロフ) - 「にひゃくろくじゅうに」の所で清光が清松になってますよ! (2020年2月8日 20時) (レス) id: d4ecd76fec (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 愛が止まらない人さん» ありがとうございます!応援して頂けると本当に力になります!頑張りますね! (2020年1月13日 16時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
愛が止まらない人(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!!!頑張ってください!!!!! (2020年1月13日 10時) (レス) id: 9082f6abc2 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 絵里奈さん» ありがとうございます!受験も作品も、若いからこそ出せる熱量で頑張っていきます!今作品でも何卒宜しくお願いしますね! (2020年1月13日 8時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A | 作成日時:2020年1月12日 21時

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