【刀剣乱舞】来派のお色気刀剣女士参。 (ページ8)

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はちじゅうなな。ページ8

【見習い視点】

アタシは今ものすっっごくご機嫌。

何故って、見習い先の本丸の審神者がイケメンだったからに決まってるじゃない！
見習いの期間は決まってないしぃ、長い期間ここで逆ハー生活っていうのも良いかもしれないわね！

なんて考えてると、大広間についたみたいで、審神者が「俺の後に入ってきて。」と言って大広間に入っていった。

咲、一番最初が肝心よ。
少し天然な小動物の女子を演じきってみせるわ。

おどおどと大広間に足を踏み入れる。

大広間には、イケメン刀剣男士が沢山座ってアタシをじぃっと見つめている。

メイクだって長い時間かけてやったんだから、今日の顔はバッチリ！
ほら、数振りが顔を赤くして…………＿＿＿＿＿＿いない？？！！

あぁそうだ、きっと乗っ取りだと思って警戒しているのね。そうに違いないわ。

そういう事なら、最初の数日は刀剣男士と仲良くなることに時間をかけなきゃね。

咲「咲と申すものでしゅ！あっ噛んじゃった……ぇと、今日から宜しくお願いします…………！」

少し照れたように笑って頭を下げる。

パチパチ、と歓迎の拍手を貰った所で頭を上げたその時、大広間の奥に数振りの刀剣男士に守られるように座っている女と目が合った。

咲「ぇ、女の子…………？」

もしかして、バグか何かで女士化してしまった刀剣男士かしら、それにしても、女がいるなんて聞いてないわ。

とその時、審神者が思い出したかのように「あぁ。」と微笑むと、愛しいものを見るかのような視線で女を見つめながら私にこう言った。

白夜「彼女は唯一の刀剣女士だよ。女の子同士だから、咲さんとも話が合うんじゃないかな。」

審神者の言葉に、女がぺこりと頭を下げたのが見えた。

はぁ？刀剣女士なんて聞いたことがないわ！政府は何で刀剣女士なんか実装したのよ！これじゃあ私の逆ハー計画が狂うじゃない！

思わず口に出してしまいそうだったけど、上手く堪えた私は、

咲「そうなんですね！是非仲良くしてください！」

女に向かって笑顔を向けたので合った。