【刀剣乱舞】来派のお色気刀剣女士参。 (ページ25)

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ひゃくよん。ページ25

翌日、いつも通り朝起きて、いつも通り朝餉を食べ終え、いつも通り主さまから今日の予定が発表される。

お手伝いを率先してやってくれる短刀や脇差の皆が朝餉の食器を片付けてくれ、上座に主さまが座る。

主さまの隣には、今日の近侍である南泉一文字、南泉くんが座っている。

白夜「第一部隊、物吉、堀川、博多、日向、薬研、後藤。隊長は物吉、宜しく頼んだ。」

物吉「分かりました！」

白夜「第二部隊、＿＿＿＿_

・

＿＿＿＿以上だ。それじゃあ皆、各々準備を済ませて持ち場の方は、非番のものはしっかり身体を休ませるように。」

「かいさーん。」と主さまの一声でぞろぞろと大広間から皆が出て行った。

今日は愛染と国行が遠征部隊に、蛍が演練部隊に編成されており、今日私は内番である。

しかも、馬当番…………。

いやでも、今日の馬当番に割り当てられた人たちの中に、三日月さんが居たはずだ。
本丸内でも馬好きと言われる三日月さんなら、嬉々として馬の世話をしてくれることでしょう。

いや、別に私は馬当番が嫌いという訳では無い。
ただ、馬が苦手なのである。

数ヶ月前、練度がまだ低かった頃に馬を乗りこなせず、振り落とされてしまったことは記憶に新しい。

それから、というよりも私は前から馬に好かれないのだ。

A 「どうしたら馬と仲良くやっていけるのかしら…………。」

鯰尾「それはやっぱり馬糞((骨喰「行くぞ兄弟。」骨喰痛いよぉ～！！！！！」

A 「…………。」

何か風が通ったわね。凄い速さで通り抜けていったわ。

馬に好意を持たれないのは私の体質やら性質やらが原因と考え、それなら治しようがないと考えることを放棄した私は、ちょっと不安な気持ちを抱きながら、厩に足を運んだ。

鯰尾「(Aさんが馬に嫌われてるって言うよりか、雌の馬限定で嫌われてるんだよなぁ……)」

骨喰「どうしたんだ兄弟。」

鯰尾「んーや、なんでも無いっ！」

人気者は大変だなぁ、と鯰尾は考えたのである。