参 ページ4
明石 「おいひいっ！」
A 「(……ぎゃんかわ。)」
国行と蛍、国俊が遊んでいるのを終始にやにやしながら見守っていたら、いつの間にか夕餉の時間になっていて。
国行を抱いた蛍を先頭に大広間へ向かった。主さまが燭台切さんたちに伝えておいてくれたのか、国行の分は私たちより少なめで、小さいものだった。
もきゅもきゅと口を動かして、「おいひい」(多分国行は「おいしい」と言いたいんだろうけど、私は「おいひい」にしか聞こえなかった)と顔を和ませる国行。
その右隣で、私は食事しているんだけれど、国行の方に目がいってしまって中々お箸がすすまない。
だって左隣が可愛すぎるんだもの、しょうがないわ！！！ うん、しょうがないわ！！！
明石 「Aは、食べんの？」
A 「はっ……！ ううん、私もちゃんと食べるわよ〜。ただ、ちょっと今は、とある理由で腕が動かないのよ。」
明石 「んー……っ！ AA、こっち向いて。」
A 「なあに？」
明石 「あーーん。」
突然の攻撃に、私は思わずひえっと声を上げた。
目の前にちょこんと座り、お肉を刺した小さなふぉーくを左手に持ち、それを私の口に向ける国行。
……可愛すぎる。
一瞬考えることをやめた私だったけれど、国行の好意を無駄にするなど万死に値すると判断し、口をあーっと開けた。
A 「あ〜んっ」
明石 「おいしい？」
A 「ええ、とっても美味しいわ。」
明石 「そうやろ〜？」
何故か自慢気に話す国行。
……いやあなたが作ったものじゃないわよ。と普段なら突っ込んでいたところだと思う。あっ分からない、無視してたかもしれないわ。
それでも、えっへん！と胸を張る国行はとてつもなく可愛くて、私はなにも言わず、ただ頭をわしゃわしゃと撫でていた。
愛染 「(母と子……。)」
蛍丸 「(やっぱりあれがしょたこん……？)」
白夜 「(いやあれは……っ、親バカだ。)」
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絵里奈(プロフ) - 受験ですか…！大変だと思いますが、頑張ってください！応援してますね！ (2020年3月10日 17時) (
レス) id: fc96f27cb2 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 銀さん» 了解致しましたっ！リクエストありがとうございます！ (2020年2月1日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
銀 - またまたリクエスト…続きのお話をお願いしたいです！あの一件で仲良くなった後、戦場にニ振りで出陣して戦う話をお願いします。…あ！続けてのリクエストなので、可能でしたら…という事で！ (2020年2月1日 18時) (レス) id: a528b4582c (このIDを非表示/違反報告)
銀 - 読ませていただきました！山鳥毛さんやっぱ格好良いですね！有難うございます！(´▽｀) (2020年2月1日 18時) (レス) id: a528b4582c (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 裕大@病み中低浮上さん» 了解致しました！リクエストありがとうございます！ (2020年1月24日 18時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2019年12月3日 20時
