ミュ本丸にお呼ばれしたお話 ページ13
白夜 「Aちゃん、ちょっと良いかな？」
A 「はい、なんでしょう？」
とある日のお昼、私は主さまに呼ばれた。主さまに促されるまま審神者部屋に入ると、そこには主さまと、ここの本丸の担当役人である茅野さんが居た。
そして、茅野さんの隣には三日月さんが座っていた。
茅野さんの隣に背筋を伸ばして座る三日月さんを見た瞬間、私は思わず「ひあっ」と声を出してしまった。
白夜 「ふふ、流石Aちゃん。すぐ分かったみたいだね。」
茅野 「ご無沙汰しています、A国華さま。」
A 「あ、お久しぶりです。」
立ったままで申し訳ないが、茅野さんにペコリと頭を下げる。
そのまま主さまのお隣に座る。
位置的に私の目の前には三日月さんが座っていることになるんだけど、私はちょっと恥ずかしすぎて三日月さんに視線を向けることが出来なかった。
A 「ぁ、あの、茅野さんとは何をお話しされていたのです？」
白夜 「あぁ。茅野さんから、ウチの本丸に来ないかと誘われてね。」
A 「？」
茅野 「要するに、現在のミュージカル本丸を見て頂きたいのです。白夜さまと、Aさまに。」
茅野さんの言葉に目を開く私。
「既に白夜さまからは許可を得ています。あとは、Aさまだけです。」と茅野さんが言う。
私が(恥ずかしすぎて)視線を合わせないようにしている三日月さんは、私をじぃっと見つめている。
そりゃ、そりゃこんな貴重な体験ができるのであればしてみたいけれど、私なんかがみゅーじかる本丸にお邪魔しても良いのかしら。
恐れ多いわ……！ と心の中で涙を流していると、視界の端で捉えていた三日月さんが立ったような気配がしたかと思うと、何故か私の元へやって来て(この時点で私は考えることを放棄した)、顔をクイっと上げてきた。
三日月 「お主にしか頼めんのだ。引き受けてくれないだろうか？」
A 「はひ……(やだやだやだやだ顔近い！ わた、わたし今日お化粧しっかりしてないのよ！ あっ良い匂いする……って変態じゃないの！)」
もうなんか考えられなくなっちゃって、私は顔をひたすら林檎みたいに赤く染めていた。
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絵里奈(プロフ) - 受験ですか…！大変だと思いますが、頑張ってください！応援してますね！ (2020年3月10日 17時) (
レス) id: fc96f27cb2 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 銀さん» 了解致しましたっ！リクエストありがとうございます！ (2020年2月1日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
銀 - またまたリクエスト…続きのお話をお願いしたいです！あの一件で仲良くなった後、戦場にニ振りで出陣して戦う話をお願いします。…あ！続けてのリクエストなので、可能でしたら…という事で！ (2020年2月1日 18時) (レス) id: a528b4582c (このIDを非表示/違反報告)
銀 - 読ませていただきました！山鳥毛さんやっぱ格好良いですね！有難うございます！(´▽｀) (2020年2月1日 18時) (レス) id: a528b4582c (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 裕大@病み中低浮上さん» 了解致しました！リクエストありがとうございます！ (2020年1月24日 18時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2019年12月3日 20時
