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明石 「ゲッ、また自分ですかぁ……。」

A 「ごじゅうなな……、五十……七。」




私が手に持つ端末には五十七という数字が表示されている。
ということは、国行が三十九番ということになる。



指名されたのが私と国行だと分かった瞬間に、乱ちゃんや主さまの口角がにやりと上がったのが見えた。

…………あの2人、楽しんでいる。





明石 「ところで、 “ かべどん ” って何です?」


白夜 「なに。明石壁ドン知らないのか、それじゃ俺が手本を見せてやろう! かもーん乱!」

乱 「はーいっ!」




ぴょんっと乱くんが立って壁に寄りかかる。

主さまはその乱くんの目の前に立つと、すぅっ、と息を吸って、とんっと壁に手を置いた。


そして乱くんの顎をくいっと上に向けて一言。




白夜 「乱、もう……逃がさない((乱 「やだ主さんったら!!」__ぐえぶふぅっ??!!」




胸きゅん台詞(だと思う)を言った主さまの鳩尾部分に、乱くんの極ぱんちが入った。

「あっごめん主さん」と両手を合わせて謝る乱ちゃん。うぅん、小悪魔ね。


主さまもぴくぴくと動いているから恐らく大丈夫だと思う。
お手本までも見せられたのなら、私と国行に残された選択は、“ やる ” のみ。



私は壁に寄りかかり、後は国行のどん待ちとなった。




明石 「しゃあないかぁ……。」

A 「あら、私が相手だと不満なの?」


明石 「いや、そういう訳やない。

ただ、やるんだったら皆さんの前やなくて……2人っきりの時が良かったってな。
___Aのこんな顔、ほかに見せたないわ。」




とんっ、と国行の手が置かれると共に、ずいっときすできそうなくらいの距離まで近づいてきて国行は、最後に「さっきの顔、見せたらあかんで。」と言って離れた。


さっきの顔、って……私、そんなに不細工だったのかしら。
そ、それは見せられないわ……。





明石 「(あんな真っ赤になったAなんて、可愛すぎて見せれる訳ないやろ……!)」









白夜 「ここが天国か。」

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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 絵里奈さん» ありがとうございます!明石くんの幼児化……うへへ() (2019年10月29日 21時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
絵里奈(プロフ) - まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Aさん» 精神の方も幼児化で!とことん甘えて欲しい…んでお兄ちゃんぶる国俊と蛍が見たいですね……。 (2019年10月29日 20時) (レス) id: 960d967039 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 絵里奈さん» そう言って貰えると、国華ちゃんも私も嬉しいです……! リクエストありがとうございます!質問なのですが、国行の精神の方も幼児化させますか? (2019年10月28日 22時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
絵里奈(プロフ) - う国華ちゃんのことになると妄想が止まらないんですよ。だからリクエストなんですけど、国華が突然ショタ化してそれを来派でお世話するほのぼのストーリーが見たいです! (2019年10月27日 15時) (レス) id: 960d967039 (このIDを非表示/違反報告)
絵里奈(プロフ) - 国華ちゃん可愛いわぁ…。白夜さんと国行が羨ましすぎて堪らない…。もうなんなんですか!この可愛さを表現できるだけの語彙力をくれさい。リクエスト応えてくださりありがとうございました!! (2019年10月27日 15時) (レス) id: 960d967039 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A | 作成日時:2019年9月15日 21時

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