弐 ページ20
ニコォ、という笑顔の仮面を貼り付けこちらを見つめる明石国行。
視線は俺を見つめているが、微かに明石の周りを取り巻く殺気というか嫉妬は、恐らく小狐丸に向けられていることだろう。
鶴丸 「ぁ、明石、こっこれはだな？！」
三日月 「いやはや、A殿は人気よのお。」
鶯丸 「全くだ。」
明石 「ほぉ……、そうですか」
鶴丸 「口を開くなじじいども！ あ、明石、俺たちが茶を飲んでるところにAが来たんだからな？ な？」
俺の必死の弁解(嘘ではない)に、取り敢えず殺気はしまった明石。小狐丸の髪に埋もれにこにこ顔で眠るAを数秒感見つめると、小狐丸に言った。
明石 「いやぁ、
小狐丸 「人の身を得た今、睡眠欲には勝てませんからねぇ。」
明石 「はっはっは、確かにそうですなぁ、けど、ゆっくりしてはるお茶会ん時に髪で人が寝てるってゆっくりもできませんやろ？」
小狐丸 「いえいえ、私はどうとも感じておりませぬ。それより、先ほど長谷部殿が貴方を呼んでおりましたよ。明石殿。」
心なしか、言葉だけでなく目でも戦っているように思えた口論は、小狐丸の一言で決着がついたというよりかは、休戦になった。
明石の苦手らんきんぐ上位に入っている長谷部の名を出すと、明石は途端に嫌な顔をした。
分かりやすいな此奴。
明石 「うぇっ、長谷部はん……しゃあないかぁ。……すんません、A起きたら来派の部屋まで行くように言ってくれますか？
蛍丸が今日非番やった筈なんで。」
小狐丸 「お任せください。」
悔しそうな顔をして去っていった明石と少し誇らしげな小狐丸。
未だAは目を覚まさないが、来派の部屋に戻り、更に明石が戻って来た時には、どうなるんだろうな。
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 絵里奈さん» 素敵なリクエストありがとうこざいます！ まったく、体育祭中に何を考えているんですか最高ですありがとうこざいます (2019年9月13日 22時) (
レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
絵里奈(プロフ) - またリクエストいいですか？本丸のみんなで運動会をして欲しいです！審査員と司会実況は白夜さんと茅野さんで！国華に借り物競争して貰って、大切な人と書かれた紙を持って国行or来派or主様連れて走ってたらいいなと…いう体育祭中の思い付きです (2019年9月11日 6時) (レス) id: 960d967039 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 絵里奈さん» それは良かったですうぅ……！こちらこそありがとうございました！ (2019年8月29日 22時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
絵里奈(プロフ) - わぁ良かったですよ！来派可愛い！私この小説見てて来派落ちました！リクエスト応えてくださりありがとうございました！ (2019年8月29日 6時) (レス) id: 960d967039 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 明石は俺の嫁さん» カラオケ！良いですね萌えますね笑 素敵なリクエストありがとうございます！ (2019年8月27日 22時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2019年6月9日 21時
