【鬼滅の刃】おい待て落ち着け。【○○しないと出られない部屋】

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というか不死川の時も思ったんだけどさ、息続きすぎじゃない？ え？ いや私一応全集中・常中会得してるんだけど今ホント死ぬかと思ったよ？

それとも何だ、これが柱と私との差か。ちくしょう、かなり悔しいぜ。



「大丈夫か、A少女」

「だいじょ、ぶです」



そろそろ自分の足で立った方がいいと、煉獄さんから離れた。あっやばいがくがくしてる。

と、それを見かねた煉獄さんが私に背を向けて座った。



「乗れ！ 君の家まで送ってやろう！！」

「エッいやそれは流石に」

「送ってやろう！！」



あ〜話聞かない系ですね分かります〜……と笑顔で頷いた私。

何なんだよ柱は全員話聞かない奴なのかよ。チッ、どいつもこいつも……！



「し、失礼します。……重くないですか？」

「うむ！ ……まあ、これぐらいが普通だと思うぞ！！ 少し重いが！！ 全く気にならない！！」

「アッここは羽のように軽いとか言うところだと思ったんだけどな」



ええ知ってますよ自分がちょっと最近重いことぐらい、柱の蜜璃ちゃんが美味しい桜餅屋を沢山紹介してくれるからね。凄い食べるよね彼女。……私？ 察しろよ。

そんなこんなでうぐとかあがとか、声にならない呻き声を発す。あ〜恥ずかしい。やばい。



「思うことが今出来たのだが、A少女！」

「はい何でしょう」

「君は意外と女子らしかったのだな！！」



その煉獄さんの言葉に一瞬フリーズ。固まった私を怪訝そうに煉獄さんが見上げた。

……え？ え、待って今のどういう意味？ まさか今まで女と思われてなかった？ そゆこと？ 嘘だろ。



「……ウワァ──ッ!! 煉獄さんなんて嫌いだァ──ッ!!」

「!? 何故だA少女!?」



ダッシュで煉獄さんから逃走。


…………あ、膝の震え無くなっとる。


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大正コソコソ噂話。


煉獄さんの言葉の意味は、「(Aの体つきは)意外と女子らしかったのだな」という意味。

一応女の子としては見てるよ。あと今回のことで結構責任感じちゃってて、如何やって責任とればいいか悩んでる。


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