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「でもちょっと問題あるよ」
「あァ？」
「
その言葉に硬直する不死川。ピシリ、と面白いぐらいに固まっている。
私は首を傾げた。
「マジか、お前」
「マジです」
遊郭とか行ったことねェんか、と不死川が言った。行ったことある訳ないだろバカかコイツ。
……アレ？ じゃあ寧ろお前行ったことあんの？ と訊けば「ねェよ」と返された。若干の間を残して。今の妙な空白は何かな不死川くん？？
「仕方ねェ、取り敢えずお前上半身の隊服脱げ」
「助けて此処に犯罪者が居ます!!」
「いい度胸だテメエコラァ!!」と先ほどようやく収めてくれた刀をもう一度抜く不死川の沸点は小学生並みだな。
青筋をヒクヒクとさせながら「痕をつけんだ、見えるとこにやっていいのか？」と静かすぎて逆に恐ろしい不死川に私はコクコクと頷いた。煽りすぎました本当に御免なさい。
大人しく隊服をバッと脱いだ。胸はさらしを巻いているので、特にこの状態は何とも思わない。
「お前、羞恥心とかねェのかよ……」
「え、だって別に裸見せてる訳じゃないし……何とも」
流石に裸体を見られたらそいつの両目潰すけど、と言うと「落差がおかしい」と呆れられた。
座れ、と不死川に手で指図される。あぐらをかいて座ると、不死川が私の肩を掴んだ。普段服で隠れてる場所に男性の手が直接触れることなど無いので、一瞬だけ肩が跳ねた。
瞬間、不死川の動きが止まる。そして、何故かおもっくそデカい溜め息を吐かれた。
「……テメエ、本当に……」
「え、な、何すか」
「……何でもねェ」
そう低い声で呟くと、彼は私の肩に噛みついた。唐突に感じた肩の痛みに「
痛さに噛まれたと思ったが、どうやら少し違って、キスしたときに強く吸い付いて内出血を起こさせるモノらしい。不死川が「ッ、は」と肩から唇を離した。
「痛い」
「当たり前だ。お前もやんだぞ」
「……頑張ります」
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廣岡唯 - しのぶさああああああああああああああああああんと蜜璃ちゃんああああああああ (2022年11月30日 9時) (
レス) @page18 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
利音 - 嘘つきピエロさん» 走れメロンだよ (2021年9月22日 15時) (レス) @page28 id: a5ff14c25a (このIDを非表示/違反報告)
玄武 - んん” か”っこ”い”い” (2021年7月3日 22時) (レス) id: be050932d4 (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきピエロ - 伊黒さんの「死ぬ気で闘え」の序盤の2文って走れメロスでしょうか……？ (2021年1月21日 15時) (レス) id: f059c2a2b0 (このIDを非表示/違反報告)
nao0824hito(プロフ) - 不死川さんと冨岡さん私も好きです。 (2021年1月1日 0時) (レス) id: 04378a0bcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白夜の世界
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nisui03101/
作成日時：2019年12月26日 16時
