聞いてない! ページ8
Aside
翌日
お兄ちゃんと校門へ向かうと、伊地知さんが待っていた。
棘「しゃけ!」
A「おはようございます。伊地知さん!」
何故か伊地知さんには恐怖心を抱かないため普通に話すことが出来る。
伊地知「おはようございます。狗巻さん達。少々お待ちください。五条さんも雄英に一緒に行くそうなので」
A「え!?」
しばらくして先生がやってきた。
棘「ツナツナ」
五条「おはよーさーん!じゃ、行こっか☆」
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雄英高校
校長室――
根津「やぁ!君達が高専の方達だね?僕はここの校長根津さ!」
ネズミだ……
棘の後から根津をまじまじと見つめる。
五条「どうも、呪術高専1年担当の五条悟です。今回は2年の狗巻棘と1年の狗巻Aが護衛に着きますんで。」
私とお兄ちゃんはぺこりと頭を下げた。
根津「おや?もしかしてご兄妹なのかい?そっくりだね!」
棘「シャケ!」
根津含め、校長室にいた教師はシャケ?と聞き返した。
五条「ああ、この子は呪言師なので普段の会話ですら呪力がこもり相手を呪いかねないので語彙をおにぎりの具に絞ってるんですよ〜
妹ちゃんの方は普通に喋れはするんですけど家庭の事情で極度の人見知りなんです」
教師陣(大丈夫なのか??)
五条「しかし実力は確かなのでそこはご安心を」
まさか褒められるとは思いもよらず照れくさくて赤くなった。
それに気づいた先生は薄く微笑み、私とお兄ちゃんの頭を撫でた。
五条「じゃ、2人ともあとは任せたよ。僕は帰るねぇ」
そう言って先生は飛んで行ってしまった。
根津「とりあえず君たちには一時的にうちの生徒になるわけだけど……」
A「……は?」
根津「おや?聞いてなかったのかい?」
私たち兄妹は顔を見合わせ横に首を振った
生徒になる!?そんなの聞いてない!!
お兄ちゃんは諦めろと言いたげな顔で私の肩に手を置く。
がくりと肩を落とした。
お兄ちゃんは2年B組へ、私は1年A組へと案内された
担任は相澤消太、ヒーロー名をイレイザーヘッド
個性を消すという個性だそうだ
相澤「俺が呼んだら入って来てくれ」
相澤の声にびくっとしながらも頷いた
廊下まで生徒たちの声が聞こえる。
体が震える。
どうしよう……大丈夫だろうか……
相澤「入れ」
!!!
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Mさん - 面白い!私棘推しだから妹として登場できてめちゃうれ!(≧∇≦) (2022年4月7日 21時) (レス) @page40 id: f18a78f9ef (このIDを非表示/違反報告)
蝶々 - 面白いです! (2021年10月15日 21時) (レス) @page40 id: 11b1ad38fd (このIDを非表示/違反報告)
ren(*゚▽゚*)(プロフ) - 更新楽しみにてしてます!すっごく面白いです!! (2021年8月18日 20時) (レス) id: 84b82879e9 (このIDを非表示/違反報告)
しらす(。∀゜) - うんこ笑笑 笑いすぎてお腹痛かったです (2021年4月5日 0時) (レス) id: d3430ab20c (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 面白いです!更新頑張ってください (2021年2月28日 22時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月子 | 作成日時:2021年2月26日 11時