狗巻ちゃんは人見知り【呪術廻戦】【ヒロアカ】 (ページ27)

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ななみん登場ページ27

※ななみんの｢呪術師はクソと言う事です｣のところ、場所は無視しております。

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Aside

七海｢お久しぶりです狗巻さん｣

きちっとしたスーツに身を包んだ相変わらず何を考えているか分からない男、七海健斗がサングラスをクイッと直しながら口を開いた。

思わず伊地知の後ろに隠れる。

A｢お、お久し、ぶりで…す。七海さん｣

またかというようにため息をつかれた。

しばらくして悠仁くんが現れた。

虎杖｢よ！A｣

本当に生きているんだ！と喜んだ反面宿儺対して苛立ちを覚えながら悠仁くんを見つめる。

そして悠仁くんの方へ歩み、腹部にパンチ

虎杖｢ご、ごめんって(痛くないけど…)｣

今にも零れそうな涙をぐっと抑えて悠仁くんに抱きついた。

A｢次死んだら股間に蹴り入れてやる｣

悠仁くんの胸に顔を埋めながら喋るから言葉はどもったが、恐らく何を言ったかは伝わっている。

七海｢私を忘れていませんか？｣

虎杖｢あ、ごめんなさい！俺虎杖悠仁っす！｣

存じておりますと七海さんは答え、車に乗り込んだ。

伊地知｢今回の任務なんですが、Aさんは聞いてますか？｣

A｢いえ、先生に悠仁くんと一緒に行けとしか…｣

やれやれと七海さんはため息をついた。

七海｢現場に着いてから説明します。｣

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現場に到着すると既にパトカーや、野次馬が群がる

七海｢凄惨な現場です。覚悟はいいですか？2人とも｣

私はこういったものは見慣れている。
悠仁くんはどうだろうか？

彼の顔を横目で見ると雨か汗かは分からないがその顔は落ち着いていた。

七海さんが刑事らしき人に話をして中に入るよう言われる。

映画館内

既に遺体は運び込まれたあとだった。

座席には血が散乱している。

気になったのはそばにある残穢…

七海｢視えますか？これが残穢です｣

悠仁くんの頭の上にハテナが見える。
視えてない？

虎杖｢いや全然｣

七海｢それは視ようとしてないからです。｣

七海さんは悠仁くんに説明する。
ようやく視えたようで、残穢を辿っていった。

A｢な、七海さん私は刑事さ…んに話を聞いて…みます｣

七海｢はい、お願いします。そろそろ身元がわかる頃でしょうから｣

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体育祭の時お面をしていれば怖くない事がわかり、フードを深くかぶった。