狗巻ちゃんは人見知り【呪術廻戦】【ヒロアカ】 (ページ21)

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貴方のせいじゃないページ21

Aside

たこ焼きを手にしたマウントレディが話しかけてきた。

A｢あ、どうも…狗巻Aと、兄の棘です｣

棘｢ツナ｣

シンリン｢何故お面を？｣

人見知りだと伝え3人は納得した。…のか？

マ｢会議でも言ってたけど正直呪術師ってなんか胡散臭いわね｣

テス｢まぁ、お前はまだ視えてないからな｣

シン｢ですね。経験を積めば視える者は視えるからな｣

ヒーローの中には呪霊が視える者がいるらしい。
人を助ける仕事にはどうしても命懸けになる事もあるのでいつの間にか視えるヒーローもいるのだとか。

A｢今回の任務は呪霊より呪詛師から守るのが仕事なので｣

マ｢呪詛師？呪術師と違うのかしら？｣

この人会議聞いてなかったのか？
恵くんがその辺の説明してたのだけど…

シンリンカムイがため息をついていた。

先輩2人に説明を受け彼女は何となく理解したようだ。

大丈夫か？この人…

3人と別れ、兄と見回りをする。

会場は盛り上がっているようだ。

棘｢明太子？｣

A｢んー、見てみたいけど仕事しなきゃ｣

結局一日見回りをしたが、呪詛師は現れることはなかったがかなりの呪霊を祓った。

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prrrrrrr…

着信？恵くんからだ

A｢もしもし？｣

伏黒｢……｣

A｢恵くん？｣

伏黒｢…虎杖が死んだ｣

……え

A｢……あ、え？｣

頭が真っ白になる。

理解するまで少し時間がかかった

伏黒｢…すまない。｣

恵くんの話によると、任務先に特級が現れそれを宿儺が祓ったらしいがその後宿儺により悠仁くんは心臓を抜き取られ亡くなった。

せっかく皆に慣れてきてこれからもっと仲良くなれると思っていたのに。

私はその場に座り込み涙を流す

兄も突然の事でどうしていいか分からず背中をさする。

高専に戻り恵くん達と合流した。

伏黒｢俺のせいだ｣

違うと言いたいが涙が込み上げてくるせいで言葉が出ない。

私はあなたのじゃないと言うように必死に首を振る。

野薔薇ちゃんも負傷していて、家入さんの治療を受けているそうだ。

2人で野薔薇ちゃんのお見舞いに行く。

どうやら治療も終って目を覚ましていた。

A｢野薔薇ちゃん……｣

釘崎｢ちょっと酷い顔よ？これ以上目腫らしたらブスになるじゃない。｣

怪我しているのは自分なのに私を励ます彼女は本当にいい人だ。