2-1.入社試験 ページ7
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目を開け体をおこすとそこは知らない部屋だった。
あぁ、そうだ知らない国にとばされたんだっけ…
枕元には服と木刀が置いてあった。服を着替える。隊服に似ている黒い服、それにベルトをつけ木刀を刺す。背中には、もちろん日輪刀を隠してある。最後にいつもの羽織を肩にかける。備えの良さに感謝し、扉を開け外に出た。
多分近くに太宰さんや国木田さんがいるだろう。
外に出た瞬間目に入ったのは中島さんと、多分太宰さん
『お、おはよう』
「あ、おはようAちゃん」
『どうしたんですか?これ』
私が聞くと中島さんは引きつった笑みを浮かべる。
「Aちゃんおはよう。早速で悪いが助けてくれないかい?」
二人の目の前には太宰がいた。ドラム缶から頭と足だけを出している
「腹に力を入れてないと徐々に嵌る。そろそろ限界」
呑気に言葉を発する太宰にAは軽くため息を吐く
『引っ張りますよー!』
太宰の手首を掴み強い力で引っ張る
すると、ドラム缶は勢いよく倒れ、その中から太宰さんが地を貼って出てきた
「も、もうちょっと優しくして」
『助けてあげたんですから、感謝してくださいよ』
「うっ…!冷たい…!」
『太宰さん、今日の予定は?』
「君達が出来そうな仕事に心当たりがある。よければ斡旋しうと思ってね」
昨日、武装探偵社の社員にするって言ってたじゃないか。目線で太宰さんに訴えると彼は人差し指を口に当てていた。
『はぁ…』
「先ずは探偵社に行こう」
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譌。 - 終わり、になっている事がとても残念です。とても面白い作品です!更新がされる機会があれば、是非楽しみにしております。 (2021年12月9日 6時) (レス) @page16 id: 33d74645c1 (このIDを非表示/違反報告)
まっきー(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2020年9月3日 1時) (レス) id: 57f4ae3e62 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 続き楽しみにしています。!! (2020年7月5日 11時) (レス) id: 8773da4894 (このIDを非表示/違反報告)
大福(プロフ) - 夢主さんを友達と二人で描かせていただきました!!良かったら使ってください!!!→http://uranai.nosv.org/uploader/common/5/f/b/5fb26f4d0171760000b49547c092933d.jpg (2020年6月6日 12時) (レス) id: 8e3824c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
sushi - 【治くーん】がずーっとツボてた…w (2020年6月2日 3時) (レス) id: 30bf734d60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朝ミックス | 作成日時:2020年5月22日 21時