合コン ページ2
浮かない気持ちのまま一週間は過ぎて
気づけば今日は合コンの日
合コンかぁ。行きたくないなぁ。
簡単に言うと、チャラチャラした女の子と、男の子が集まる場所でしょ？
私の系統とは違いすぎるよ
でも、ドタキャンもできないし…
さく:「Aー。今日は合コンだよね？頑張ってね」
『頑張ることなんてないよ。』
さく:「あるある！しゅうを取られないようにすること！」
『…縁起の悪いこと言わないでよー…』
さく:「ごめんごめん笑 でもさ、Aも、可愛いんだから、気をつけなよ？」
『可愛くないよ。』
さく:「しゅうとAは美男美女って言われてるんだよ？可愛くないわけないじゃん」
今はさくちゃんとの会話すら耳に入ってこない
ただ、合コンのことばっかり考えちゃって
それを境に、しゅうくんが変わっちゃったりしないかな？とか、
私捨てられたりしないかな？とか
そんな暗いことばっかり考えて
でも、時間は意地悪で、どんどん進んでいって
気づけばもう放課後
しゅうくんが教室まで迎えに来てくれた
「A！行くぞ！」
『あ、待って。化粧…』
「化粧なんかしなくてもAは充分可愛いから！ほら、行こ！」
しゅうくんのたった一言で嬉しくなっちゃって
私、信じていいんだよね？しゅうくんのこと。
少しだけ晴れ晴れした心で、駅近のカラオケ店に入る
合コンメンバーが集まってる205号室を開けると
髪なんかまいて、ネイルもして、化粧が濃いめの女の子が四人。
そして、その対面に、ピアスを開けて、髪の毛をワックスでガッチガチに固めたような男の子が三人。
一人だけ、ピアスは開けてるけど、髪の毛はナチュラルな男の子がいるけど。
「遅れてごめん！」
『ごめんなさい！』
《大丈夫大丈夫。笑 じゃ、一人ずつ自己紹介しますか！》
そう言って、この場を仕切る男の子が…れんくん？とか言ってたかな？
あんまり覚えてないや。
「えっと、俺のことはしゅうって呼んでください」
『えっと、私は、しゅうくんの彼女』
「になりたいんだよな！こいつさ、ずっと俺に片想いしてんの笑」
え？どうして嘘つくの？
だって、人数合わせなんだから、別に言ったっていいじゃん
しゅうくんは何を考えてるんだろう。
何度も聞こうと思ったけど、怖くてなかなか聞けなかった
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こもりん(プロフ) - いぇすさん» コメントありがとうございます♪ 最後まで読んでもらえて嬉しいです！ (2017年4月3日 12時) (
レス) id: c137379bdb (このIDを非表示/違反報告)
いぇす - 最後の部分がタイトルと重なって、もうたまらなくなりました笑笑 すごく面白かったです！ (2017年4月3日 12時) (レス) id: 2e838c7f21 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん(プロフ) - あらこもりさん» いつも最初から最後まで読んでくれてありがとう！結構早く終わったよ笑 次の作品もお楽しみに♪ (2017年4月3日 0時) (レス) id: c137379bdb (このIDを非表示/違反報告)
あらこもり - みづ！今回のお話もすごい面白かったよ♪みづがいつもつくるお話より１番早く完結しちゃったんだね〜でもめちゃくちゃ面白いし、キュンキュンした!!新作のお話も楽しみにしてるね♪ (2017年4月2日 23時) (レス) id: 08e1534ff2 (このIDを非表示/違反報告)
あらこもり - そうなんだ〜確かに私も王様ゲーム読んでるけど作者さんすごいよね〜!!全部小説持ってるんだ〜お金持ちですね〜笑私もほしい!!!絶対買ってくれないもん!!いいな〜 (2017年4月2日 23時) (レス) id: 08e1534ff2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こもりん | 作成日時：2017年3月20日 20時
