【鬼滅の刃】風柱の継子ちゃん。

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「どうなってる畜生ッ！！」


崩れていく玄弥の体を抱き抱える師範。


「兄ちゃんがなんとかしてやる！」


「ありがとう兄ちゃん、」


その言葉を最後に玄弥は消えた。





しのぶさん、無一郎、玄弥。


他の隊士もみんな死んでいく。


わたしも師範も悲鳴嶼さんも重傷で、生きてるのが奇跡のレベルだ。


上弦の壱がこんなに強いのに、
無惨は？ もっと強いの？
怖くて体が動かない。
もうこれ以上、仲間が死ぬのを見たくない。
怪我をしたところがひどく痛む。
涙が溢れて、視界がぼやける。







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ー歯を食いしばって、前を向け






俯くわたしを励ます、煉獄さんの声がして、
燻っていた炎がまた燃え始める。



あの時、決めたんだ。



あの人が命がけで守った世界を、今度はわたしたちが守るんだって。







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涙を拭うと、震えは止まった。






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置いてあった刀を握ると、体が、カッと熱くなる。

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