37 ページ38
.
「何やってんのあんた強いでしょうが!誰にやられたの!」
刀を抜いて柱から下ろすと、息も絶え絶えに「上弦の壱だ、」と教えてくれる。
「上弦の壱ってあの目玉8個くらいある奴だよね、今師範が戦ってる」
「6個だよ、数も数えらんないの?」
減らず口叩けるならまだ大丈夫。さっさと止血しな!いくよ!と声をかけて倒れたままの玄弥に駆け寄る。
「大丈夫?まだ動ける?」
「すまねぇが胴体を…強く押しつけてもらえるか?
最期まで…戦いたいんだ…」
「、わかった」
無一郎が玄弥をくっつけてる間に、動けるわたしが鬼の髪の毛を拾ってきて食べさせる。
「頑張れ玄弥、」
「…兄貴は、」
「大丈夫、お腹切られて出血がひどかったみたいだけど悲鳴嶼さんが来てくれてる」
あんたの兄貴でわたしの師範なあの人が、あんなきもい鬼に負けるわけないでしょと玄弥の手を強く握る。
「さて」
無一郎の血も止まった。
.
「わたしたちも、いくよ」
292人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
緋月。緋月の館(プロフ) - ちょっと… リビングで見てて… 可愛いおはぎちゃんで… 噴いてしまったじゃないか…w ウヒャハウヒヒヒイヒヒヒャヒャヒャッツ (2020年7月12日 14時) (レス) id: e8a2d305fe (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 善子ちゃんさん» 不死川さんが女の子口説くとき言いそうランキングの18位です(?) (2020年7月12日 9時) (レス) id: 99f6d7a18f (このIDを非表示/違反報告)
善子ちゃん - 可愛いおはぎちゃん????(www) (2020年7月12日 6時) (レス) id: 256e4b6095 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぴの | 作成日時:2020年7月8日 22時