33 ページ34
.
柱稽古の合間に、柱同士の稽古もするらしい。
今日の師範の相手は冨岡さん!また喧嘩したら心配だからついて行くことにした。
冨岡さんちにつくと、冨岡さんはもう稽古の用意をして待っててくれた。
師範の準備ができたところで稽古開始。
「風の呼吸ー」
「水の呼吸ー」
激しい打ち合いの合間に炭治郎が後ろから覗いてるのに気付いて、手招きすると隣に座ってくれた。わたしまで嫌われてなくて良かったー!!!
「すごく速いけど…動きを追えるぞ!」
「やるじゃん!きっと目が良くなったんだよ、強くなったんだね」
そう言って炭治郎と笑い合う。
バキバキ、と木刀が折れる音がして、師範が「素手で殺し合うかァ」とか物騒なこと言い出して慌てて止めに入った。
「まあまあ師範落ち着いて〜」
「おはぎの取り合いですか?俺が腹一杯になるまで作りますから…」
いきなりヤバいこと言い始める炭治郎。なんでおはぎのこと知ってんのこの人!
お前か!とわたしを睨む師範。いや言ってないから。
「不死川さんちで稽古つけてもらった時ずっとほのかに餅米とあんこの匂いしてたし…」
ばれてやんの!やっぱ食いすぎだから!って爆笑したいけど後が怖いから必死に我慢してると、追い討ちをかける冨岡さん。
「不死川は…おはぎが好きなのか…」
「おいしいですよねおはぎ!こしあんですか?つぶあんですか?」
「つぶだよ、ちなみにいまアツいのはとらやの月曜限定販売のやつね」
思わず口を挟んでしまったけど、次の瞬間には師範が炭治郎を殴り飛ばした。
「A!帰るぞォ!!!」
冨岡さんにごめんなさい、炭治郎をお願いします、と謝って、怒って帰り始めてしまった師範の背中を追いかけた。
------
炭治郎くんお誕生日おめでとうございます。
(誕生日にボコボコゲロまみれで気絶させてごめんなさい)
291人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
緋月。緋月の館(プロフ) - ちょっと… リビングで見てて… 可愛いおはぎちゃんで… 噴いてしまったじゃないか…w ウヒャハウヒヒヒイヒヒヒャヒャヒャッツ (2020年7月12日 14時) (レス) id: e8a2d305fe (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 善子ちゃんさん» 不死川さんが女の子口説くとき言いそうランキングの18位です(?) (2020年7月12日 9時) (レス) id: 99f6d7a18f (このIDを非表示/違反報告)
善子ちゃん - 可愛いおはぎちゃん????(www) (2020年7月12日 6時) (レス) id: 256e4b6095 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぴの | 作成日時:2020年7月8日 22時