検索窓
今日:1 hit、昨日:11 hit、合計:210,796 hit

31 ページ32

.




師範の柱稽古は、継子のわたしは免除。

その代わり稽古しやすい環境を作るサポート係なので、わたしが柱稽古から戻るとすぐに師範の稽古の受け入れが始まった。




「オラ立て!まだやれんだろォかかってこい!!」




毎日毎日みんなボッコボコのゲロまみれ。
わたしは稽古が始まると同時にお風呂の準備して、稽古中はひたすらご飯の用意と失神した隊士の介抱。
みんながご飯を食べてる間にゲロを掃除して、そこから自主トレ。



「ぜったいわたしが一番しんどいかんね…」



やっと来てくれた伊之助と善逸にそう言うと、善逸は死にそうな顔で逃げ道を聞いてきた。教えません。
伊之助は無限打ち込みが性に合ったらくて早々に合格して行った。





「おいA、黄色い頭のアイツどこ行ったァ」


善逸のことかなー、そういえば今日はまだ見てないですねと返すと、鬼みたいな顔して走り出す師範。
あいつほんとに逃げたな!





しばらくすると師範が戻って来て、その後に気絶した善逸を背負った炭治郎がやって来た。

善逸の面倒はわたしがみるから炭治郎に稽古に行くように伝えると、「Aは柱稽古終わったのか?」と聞かれる。



「なんとかね。わたしが終わらないと師範がいつまでも稽古始められないから」

「そうだったのか…手伝うことがあれば言ってくれ!」



稽古も頑張るからな!と走って行ってしまった。
師範、炭治郎を良く思ってないから厳しくされると思うんだけどな。きっと手伝う余裕なんてないよ。って思いながら、その優しさが嬉しくて思わず頬が緩む。
炭治郎なら大丈夫だよ頑張れ!と小さくなる背中に念を送った。

32→←30



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (176 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
291人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 継子 , 不死川実弥   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

緋月。緋月の館(プロフ) - ちょっと… リビングで見てて… 可愛いおはぎちゃんで… 噴いてしまったじゃないか…w ウヒャハウヒヒヒイヒヒヒャヒャヒャッツ (2020年7月12日 14時) (レス) id: e8a2d305fe (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 善子ちゃんさん» 不死川さんが女の子口説くとき言いそうランキングの18位です(?) (2020年7月12日 9時) (レス) id: 99f6d7a18f (このIDを非表示/違反報告)
善子ちゃん - 可愛いおはぎちゃん????(www) (2020年7月12日 6時) (レス) id: 256e4b6095 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴの | 作成日時:2020年7月8日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。