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「まあ貴様の実力ならこんなところだろう、早く次へ行け」
やっとの思いで伊黒さんに一太刀入れて次へ行く許可をもらった。
「つぎは悲鳴嶼さんかあ、、」
悲鳴嶼さんは正直めっちゃ謎。絡みない。
道場がある山を登るのはしんどいけど、どうしても好奇心が勝ってしまう。
「南無…Aか…」
「よろしくお願いしまーすっ」
「A…来てくれたのに悪いが私の修行は女性には厳しすぎる…あらかじめ女性隊士は免除と通達があったはずだ…」
「え！そんなのありました？！」
足元の鴉を見ると明後日の方向向いてた。
なんでこいつこんな馬鹿なの？将来の夢唐揚げだったりする？
「鳴呼…なんて可哀想な子だ…せめて今日はゆっくりして明日帰るといい…」
「そうします…」
悲鳴嶼さん特製の炊き込みご飯を食べてぶらぶらしてると、廊下にでっかいモヒカンがいた。
「玄弥！」
「A…！！」
師範に何も聞けなくてごめんね、と謝ると気にするなと言ってくれた。
「柱稽古、兄貴とAのとこにも行くからな」
「あ！そうじゃん！じゃあその時さ、師範が１人になるタイミング見計らって教えてあげるよ！」
「本当か！助かる！」
ありがとうと言った後、玄弥は師範の話をしてくれた。
お父さんが暴力を振う人だったこと。
お母さんが守ってくれてたこと。
そのお母さんが鬼になったこと。
師範が命がけで玄弥を守ったこと。
それなのに、師範を責めてしまったこと。
「ごめんな、つまんない話したな」
「ううん」
話してくれてありがとう。と言うと、玄弥は先に休むと言って部屋に戻ってしまった。
１人になって、ふうっとため息をつく。
玄弥がしてくれた話は全部初めて聞く話だった。
こんなに一緒にいるのに、わたしって師範のこと何も知らないんだな。
師範は今頃１人で、あの広い屋敷で何をしてるんだろうか。
ちゃんとご飯食べたかな。カブトムシにもご飯あげたかな。
早く会いたいなあ、と呟いてから、布団に潜り込んだ。
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緋月。緋月の館(プロフ) - ちょっと… リビングで見てて… 可愛いおはぎちゃんで… 噴いてしまったじゃないか…ｗ ｳﾋｬﾊｳﾋﾋﾋｲﾋﾋﾋｬﾋｬﾋｬｯﾂ (2020年7月12日 14時) (
レス) id: e8a2d305fe (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 善子ちゃんさん» 不死川さんが女の子口説くとき言いそうランキングの18位です(？) (2020年7月12日 9時) (レス) id: 99f6d7a18f (このIDを非表示/違反報告)
善子ちゃん - 可愛いおはぎちゃん？？？？（www） (2020年7月12日 6時) (レス) id: 256e4b6095 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴの | 作成日時：2020年7月8日 22時
