検索窓
今日:6 hit、昨日:25 hit、合計:210,850 hit

29 ページ30

.

道端のお花にとまる蜂が増えてくると甘露寺さんの家はすぐそこ。

「おいでませAちゃん!!」

「甘露寺さんっ」

会いたかったわ!と抱きしめてくれる甘露寺さんにきゅんです。とぅき…

「他の柱稽古はどうだった?」

「ひどいんです…無一郎がデブだって…」

あら…と甘露寺さんが眉をひそめる。

「いやまあ確かにちょっと太ったかなーとは思うんですけどね、痩せなきゃ!」

「そうなのね…3時にはバターたっぷりのパンケーキを焼いて紅茶も入れようと思ってたんだけどAちゃんはお麩の方がいいかしら…」

は!絶対食べます!痩せるのは来月からにします!と宣言すると、甘露寺さんは「Aちゃんはそのままでとっても素敵よ!」と言ってくれた。どこぞの時透無一郎に聞かせてやりたいよ!



「びっくりしたわ…Aちゃん体柔らかいのね!!」

「準備運動しっかりするようにいわれてるので!」

ストレッチはゴリゴリにやってるんです!

「これだけできてればもう十分よ!」


毎日しつこく準備運動させてきた師範のおかげで、天国みたいな甘露寺さんちでの地獄の柔軟はあっというまに終わってしまった。


伊黒さんへのお土産のチョコを預かって、本物の地獄へ向かいます。




「こんにちは伊黒さん、待った?」

「全く待っていないし言っておくが俺は甘露寺のように甘くないからな、何を持っているんだなんだそれはお前はそんなに肥えているのにまだチョコレートが食べたいのか」

「あ、これ甘露寺さんからです。伊黒さんに」

「それなら早く言え早くよこせ貴様の汚い豚足で触るんじゃない」

「女の子にデブって言う人嫌いだって甘露寺さん言ってましたよ」

「デブだなんて一言も言ってないだろう、俺はお前が肥えていると言ったんだ」

一緒やん!と言いながら道場の扉を開くと一面に隊士がくくりつけられていた。


「マジモンの地獄じゃん」

「お前はどうせ無茶苦茶な太刀筋だろうからな、ここで俺が矯正してやる誰にも当てずに刀を振れ」

この人こそ鬼じゃない?


師範の稽古と違って体力でゴリ押しできない、頭使わないと無理系は向いてないんだなってつくづく思った。


「おい死んでるのか起きろ飯だ」

「飯かー、伊黒さんって普段何食べてるんですか土ですか?…寿司!!!!」

「これでおはぎの件はチャラだからな」


やだ伊黒さんいい人じゃん!惚れそう!!って言ったらエビに好かれた方がマシだって言われた。それどういう感情?

30→←28



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (176 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
292人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 継子 , 不死川実弥   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

緋月。緋月の館(プロフ) - ちょっと… リビングで見てて… 可愛いおはぎちゃんで… 噴いてしまったじゃないか…w ウヒャハウヒヒヒイヒヒヒャヒャヒャッツ (2020年7月12日 14時) (レス) id: e8a2d305fe (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 善子ちゃんさん» 不死川さんが女の子口説くとき言いそうランキングの18位です(?) (2020年7月12日 9時) (レス) id: 99f6d7a18f (このIDを非表示/違反報告)
善子ちゃん - 可愛いおはぎちゃん????(www) (2020年7月12日 6時) (レス) id: 256e4b6095 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴの | 作成日時:2020年7月8日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。