ポート･マフィアの狗 ページ5
「行くぞA」
『はーいねぇ龍ちゃん何処行くの？
って！待って！待ってよ』
黒い鞄を持っている男とその横を歩いている
お気楽な調子の少女
彼女達が向かった先は
─────────警察署
「ゴホゴホ...
満ちに鞄が落ちていました
遺失物 かと」
黒ずくめの男が黒い鞄をもち警察署に訪ねてきた
顔は俯いていて分からない
「ああ落とし物ね
じゃあこの書類に詳細を...」
ニコッと微笑み対応する警察官
「おや？あんたどっかで...」
その言葉に反応した男は口を三日月に曲がった
「───流石もう看破なされたか
やはりこの街の軍警は頗る優秀だ」
「おい真逆こいつ手配書の──！」
彼が出ていった後の警察署に爆発音が響いた
『ほーら龍ちゃん
また一人で終わらせちゃった！
私にも出番頂戴って云ったじゃん』
「すまぬ」
『もういいよ
そんな満足そうな顔されたら怒れない』
─────────────────────────
敦達が探偵社を出る数分前＿＿＿＿。
「おい小僧
不運かつ不幸なお前の短い人生に
些かの同情が無いわけでもない
故にこの街で生き残るコツを教えてやる」
そう云って国木田は2枚の写真を取り出した
「こいつらには遭うな 遭ったら逃げろ」
「この人達は─────？」
「マフィアだよ」
何処からか、わいてきた太宰がそう答えた
「尤も他に呼びようがないからそう呼んでるだけだけどね」
「港を縄張りにする凶悪な
ポート･マフィアの狗だ
名は芥川
マフィア自体が黒社会の幹部のさらに陰のような危険な連中だが
その男は探偵社でも手に負えん」
「何故─────危険なのですか？」
「そいつが能力者だからだ
殺戮に特化した頗る残忍な能力で軍警でも手に負えん
俺でも奴と戦うのは御免だ」
「あれ？もう一人？
この人もポート･マフィアなんですか？」
「そうだよ彼女の名は
───────────────中島A
この子も芥川くんと同じポート･マフィア
あれ？敦君と同じ苗字だね
知り合い？」
A!?どうしてポート･マフィアなんかに
否でも最後に会ったのは5年も前の事だ
そんな考えが敦の頭のなかでぐるぐると廻る...
中島Aという名前が...
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 161人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月下の狐(プロフ) - 乱歩ルート期待の敦くんの妹いさん» あっ！本当だ！ノリで付けたんすか笑笑 次か次か次位に乱歩さんでますよ！多分！（強調）笑笑 (2018年5月24日 6時) (
レス) id: 2184bb70c3 (このIDを非表示/違反報告)
乱歩ルート期待の敦くんの妹い - ワクテカワクテカ続き楽しみー！あ、今気づいた。敦くんの妹って名前にしてるじゃん。ノリでつけた名前…まぁいいや！乱歩さん出てこんかなぁ… (2018年5月23日 17時) (レス) id: 4a14a6da47 (このIDを非表示/違反報告)
月下の狐(プロフ) - さくらさん» はじめましてさくらさん！嬉しい言葉の数々ありがとうございます！！更新頑張っていくのでこのお話を少しでも楽しんでいただけたらなと思います！ (2018年5月19日 7時) (レス) id: 2184bb70c3 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - はじめまして！さくらと言います！このお話とても面白いです(*^^*)これからも頑張ってください！応援してます！このお話大好きです(*^^*)出来たらコメント返してくれると嬉しいです！！！おこがましくてすみませんスライディング土下座 (2018年5月19日 0時) (レス) id: 05de94b2f8 (このIDを非表示/違反報告)
月下の狐(プロフ) - 小幸さん» ( ﾟдﾟ)ﾊｯ!！そこだったか！もっもちろん気付いてましたよ？（汗）ww (2018年5月18日 7時) (レス) id: 2184bb70c3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
