コード・ブルー -Blue Serenade-

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スタジオまで笑いに包まれて、私は恥ずかしくなって顔を伏せた。



貴「すいません…不可抗力でした」

「すごい音したけど大丈夫？」

貴「うん平気」



お姉ちゃんに顎を見てもらいつつ、ゲームの準備に取りかかる。



────リハのとき両目開けて打ってたけど、多分片目瞑って腕は固定で打った方が当たるんよね…。



「では参ります。

バルーンシューティング、firstターゲット、スタート！」



《ゲーム後》

「firstターゲットはコードブルーチームが取りました！」

貴「いぇ〜い！」



見事100ポイントを貰って、智くんとお姉ちゃんとハイタッチ。



「新垣さんどうでしたか？」

「いや〜気持ちよかったですね。

…でも隣の子がプロみたいに構えるんで、流石だなと」

「girlがリハより神がかってる！」



ザキヤマさんが私を指さして言うから、ドヤ顔で迎え撃ったら翔くんが爆笑した。



「構え方プロってる」

貴「ちょっと研究しました」



結構当たったと思うけど、どうやろ？



「山Ｐとgirl結構割ってたよね」


とザキヤマさん。



「今回は良かったです」



VTRで確認したら、私達３つずつ割ってたそうで。



貴「おおお〜」

「いぇい」

貴「いえーい」



ふたたび智くんとハイタッチ。



さぁ！この調子でsecondターゲットも取るぞー！



「次回るヤツじゃない？」



ボソッと囁いた智くんの言葉に、私はうげと呻く。



実はこっちは苦手だったりする。



貴「…が、がんばる」



《ゲーム後》

貴「よっしゃ、200ポイントゲットー！」

「やったね〜！」



最後に端っこから飛んできた椎名さんの針が見事に風船を割って、secondターゲットも無事私達の勝ちとなった。



「逆転されたー！」



と悔しそうな翔くん。



ふふ、そうなんです、逆転です！



次が最終対決…これは何としてでも勝たなあかんね！



コード・ブルーチーム得点：420pts

嵐チーム得点：370pts



勝負は最終ゲームへ────。

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