妖怪㐂伝、虹の岡［all］ (ページ41)

今日:26 hit、昨日:94 hit、合計:115,322 hit

愛情表現は様々ページ41

黄side

桃「はまちゃ♡はまちゃ♡」

急激な変化に驚いた方多いと思われます

あれほど真面目で、誠実で、がむしゃらに裏社会を生き抜いていた爽やかな青年は

最初の頃はまさに借りてきた猫状態だったけど、段々慣れて頼ることを知ったようで

そしてよく可愛がってもらった濵ちゃんと神ちゃん。

特に濱田への愛がすごい

頭の撫で方が父親に似てるんです。と照れて教えてくれた望くんはどこへ。今じゃ

桃「ん！」

紫「ん？」

桃「んー！！」

紫「なんですか小瀧さん」

桃「頭撫でてってことやん！察して分かれや！」

紫「えっ…」

いやわかるか。

刷り込みのひよこの如くついて行き、なんなら風呂にまで入ってこようとしたらしい。

いよいよ怖いわ

と思ったら

赤「……。」

黄「……なんでしょう」

何故か見つめられてます

あの、わかるかな。暗闇とかで猫が瞳おっきくなるの

明らかに獲物を狙ってると言いますか

読書に集中できないんですよ

赤「……。」

黄「なに？」

赤「……すー……はー……すー……はー……」

黄「え、怖い怖い怖い怖い。」

赤「すー…はー…すー…はー…すー…はー」

黄「口呼吸やめろ。じわじわ近づいて来んな！」

赤「すーはーすーはーすーはーすーはーすーはー」

黄「助けて！誰かー！！」

コテンパンにされた後から聞いたら、狩りの本能らしい

だからわかるかい

.