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痺れた思い出 ページ16

黄side





緑「…な、なっ、、、









何してんねん!!」





何かに(何もなかったかも)につまづいて盛大にコケたお兄さん


そのまま真っ直ぐに弧を描き、薬草や知らない液体が俺にかかってビッタビタ


瓶や壺が当たらなかったのは座敷わらし君が隣にいたおかげか





紫「うわあああごめん淳太っ!」


黄「口入った……う"っ、、なにこれめっちゃ痺れる!!痛い痛い痛い痛い!」


緑「あぁペッして!出してここ!」


赤「あはははははは!!また運悪いなぁー!」





涙目で謝るやつと、違う意味で涙目になり悶えるやつ、
ゴミ箱片手に背中をさするやつに腹抱えて笑っている
やつ。こいつも涙目やわ。


居間はもうパニック状態




とにかく口に広がるこの痺れた特異な感覚を消し去るため、すぐ立ち上がる





黄「神山くんお手洗いこっち!?」


緑「えっ、あ!待って!そっちは!」






ガラッ






橙「……………あ"ぁ?」





パタン。






緑「作業部屋で、、あっくんが使っとる…のよ」


黄「……。」





や、ばい




すぐさま閉めた。目が合った瞬間すぐ閉めた


けどまぁ…




橙「おい…なぁんかさっきから騒がしいと思ったら。

なんでお前がおんねん」




長い爪で襖をこじ開け、青筋を浮かばせ現れた





黄「えっ、いやその、、」


橙「…ちっ、人間(・・)が偉そうに入り浸んな。

はよ帰れ」





舌打ちをして、面倒くさそうに部屋に帰っていく。

俺を、冷たい、、心底バカにする目で見て


めちゃくちゃ怖い。


けど、流石に失礼すぎないか





.

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作者名:ニョロモ | 作成日時:2022年4月25日 23時

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